act23回顧(その14)

今日で14回目か。いくらなんでも長すぎだ。セーラーマーズに駆け寄るセーラームーンセーラーヴィーナス

     (07:55)「レイちゃん、来てくれると思ってた」

レイちゃんが来ない状況ってあり得るのか。あのまま歌い続けられるほど持ち歌はない。浜千咲のクリスマスイベントのように「キラリ☆セーラードリーム」と「せらび」まで歌うとか。いや、ムーンとヴィーナスがいれば自分が行く必要はないだろうと家に帰るとか。ある意味、それが仲間を信じるということだったりして。でもそれではもはや仲間ではない。まてよ、act17でうさぎは戦闘放棄をしたな。うさぎはレイがあのときの仕返しをするのを心配してるのか。だが、そんなことを気にする火野レイではないし、そんなことを覚えている月野うさぎではない。なお、ムーンが満面の笑みで「来てくれると思ってた」と言った後、声にならない声で「うふ〜」と息が入る。台本か沢井美優のアドリブか、こういう演技は細かい。

     (07:55)金「そう、欠けていた何かが見つかったみたいね」

そう言われてうさぎを見るレイ。うさぎの笑顔。ライブ会場での回想。

     (07:56)火「仲間を...信じる...」

レイの口から、ライブ会場では自分の欠点がわかったことだけの独白、そして最後に具体的な内容が述べられる。視聴者はわかってはいるのだが、同じ事を2回言ったらくどいので、この展開はうまいぞ小林靖子。もうひとつ、やたら顔のアップの多い回だが、マーズが視線を視聴者から見て左に流すとムーンのアップ、右に流すとヴィーナスのアップ。このへんの位置関係とタイミングが正しく計られて視聴者は安心して観ていられる。好き嫌いの多い佐藤監督だが基本ははずさない。act3、act25のように妙な空間認識は無い。まだ見てないがactZEROは大丈夫か。
ここで前世の記憶の必要性がヴィーナスとアルテミスの口から語られるが、ムーンやマーズに前世の記憶が戻ることは最後までなかったのは以前に書いたとおり*1。ヴィーナスが去りムーンとマーズのショートコント。明日はいよいよ完結編だ。いや、明日は出張なので更新はお休みだ。
(つづく)

*1:1月12日「戦うプリンセス(前編)」