act16台本 の検索結果:

今年を振り返って反省しよう(その1)

…週間−DVD編− ・act16台本 5月 ・キラリ☆中国語版検証 11月 ・松下萌子をもっと知ろう やはり、4月と5月は大ネタが走っている。大ネタがあると休日に1週間分の原稿を書いてしまい、月曜日から文章の推敲をしながら小出しにアップする。その間に次のネタを考えることができるので非常に楽なのである。 それにしても、この4つのネタは偶然の産物、外部要因に頼るところが多い。いや、外部要因だけで成り立っているネタだ。残り少ない2006年、私にネタを提供してくれた多くの人への感謝にあ…

act16台本(最終回)

いよいよ台本の検証も最後である。セーラームーンがヒーリング能力でエナジーを吸い取られた人たちを回復させるシーン。まずは台本を見ていただきたい。 顔を上げる人達。 なるも起きあがって周囲を見る。 なる「ん?なんでこんなとこに・・・・・」 セーラームーン達の姿はない。 放送のまんまやんけ!と思うかもしれないが、最後の1行でこのシーンのイメージが放送とがらっと変わる。セーラームーンが倒れている人たちのそばでスティックを振りかざす。なるが起きあがる。さっきまでセーラームーン達のいた場…

act16台本(その9)

いよいよクライマックス。といっても妖魔を倒すシーンではなく亜美とレイの会話である。何度も書いているとおり、実写版セーラームーンは物語のカタルシスを妖魔を倒すところに持ってきてない。その中ではact16は妖魔を倒さなければ大阪なるを救出できないので、めずらしく妖魔をやっつける必然性が高い回である。それでもこの物語のテーマは亜美の心である。そして今回の主題が亜美となるの確執だと思ってしまうと、このシーンでのレイとの会話の意味がわからない。実は亜美の悩みは大阪なるではない。うさぎを…

act16台本(その8)

さて、大阪なるが穴に引き込まれ、亜美はテレティアSでみんなを呼び出す。ここの台本は放送と変わるところはないが、私がずっと疑問だったのが亜美の表情である。「どうしよう〜」という表情にも見えるし、「しめしめ」という表情に見えなくもない。私がact16の台本を手に入れて最初にチェックしたのがこの場面だった。 亜美は苦しいような表情で地面を見詰めている さすがに「しめしめ」は無いが、 ・亜美がなるを助けられなかったことの後悔 ・なるがいなくなれば良いと思ったことがあることへの自責 ・…

act16台本(その7)

今日の台本は大阪なるが穴に落ちるシーンである。なお、台本に書き込みがあるが、これは私ではない。もともとこの台本を持っていた制作関係者か、私の前に台本を手に入れた人か。放送と違うところが2カ所ある。 まずは、台本では道を替えようとする亜美だが、放送では橋の上。この場を逃れるにはセーラーマーキュリーに変身して橋から飛び降りるしかない。それはそれで、なると新しい関係が築けそうだが、放送では「どうしよう」とつぶやく。運良く蟻地獄が現われなかったらどうするつもりだったのか。いまビデオを…

act16台本(その6)

ルナ橋での3人の会話。うさぎは新しい友達である亜美を、旧友のなるにアピールしたい。そしてみんなで仲良くしたい。だが、そうすればするほど事態は悪い方向に進んでいく。最初はact16においてうさぎはトラブルメーカーに見えたのだが、改めて見直してみるとうさぎはそれほど悪くない。こういう経験は誰にでもある。高校で、中学校から一緒だった友達と高校から新たに親しくなった友達。同時に誘われたらどっちを優先する?みんなで遊ぶという選択肢がないならやはり苦しいのだ。 では、なるにとって亜美はど…

act16台本(その5)

順番がめちゃめちゃになってしまったが、最初に戻ってact16のテーマである亜美となるを中心に台本を見ていく。クラウンでの4人の会話。 うさぎ「亜美ちゃん、なるちゃん達のことまで心配してくれてるんだ。なんか嬉しいな」 後の展開がわかっている我々にとっては、いちいち無神経なうさぎの発言である。だが、うさぎもわかっているのである。セーラー戦士以前の交友関係と以後の交友関係を両立することの難しさが。だからこそ、なると亜美が仲良くなって欲しい。そうすれば問題はすべて解決する。ところが亜…

セーラームーンの想ひ出

act16台本をお休みして緊急特番だ

act16台本(その4)

今日はシリーズ中、最強の名脇役である「山本彦右衛門」君の登場シーンを見てみよう。あのシリアスなシーンに唐突に割り込んだ無理やりなギャグシーン。彦右衛門君、キャラ濃すぎ、声低すぎ、英語の発音良すぎ、インパクトありすぎだ。 台本にいない あれは鈴村監督の創造物か。そういえばact35でうさぎとまことがチケットを買うシーン。あれも台本にはなかった*1。たしかact35も鈴村監督。同じくact35で愛野美奈子の車に乗り込んだうさぎがシートを倒すシーンも台本にはなかった。鈴村回のギャグ…

act16台本(その3)

昨日の台本の画像を見て気付かれた方もいると思うが、エナジーファームの場所は「高層マンション」と書いてある。そう、台本上はマンションだったのだ。本日の画像を見るともっとよくわかる。結界がはられていたのは台本ではホールではなくエントランスだ。妖魔がアリ地獄で捕まえた人間をマンションに住まわせ、エナジーを吸い取る設定なのだろうか。 撮影で使われたのは千葉県にある「かずさアカデミアホール*1」である。ここは講演や企業の研修に使われ宿泊施設もある。私も会社の泊まり込みの研修をここで受け…

act16台本(その2)

レギュラーの紹介に続いて今回のゲスト、妖魔だ。 金色 意味がわからん。小林靖子のイマジネーションでは今回の妖魔はどうしても金色にしたかったのか。残念ながら登場した妖魔は赤と黒だ。そもそも話しの展開上、妖魔が金色でなければならない必然性は感じられない。だがよほど金色にこだわりがあったらしく、それ以降の台本にも 妖魔(金) といちいち書いてある。ここまで脚本家が「金色に」と言ってながら赤と黒の妖魔にする制作陣も意地っ張りだ。それとも最初の構想では妖魔(金)と妖魔(銀)がいたとか。…

act16台本(その1)

原稿が間に合わず途中で小ネタになるかもしれないが、今週は出張も無いので久しぶりにリアルタイムで書いてみよう*1。まずは登場人物の紹介。登場シーンの数だけだと火野レイと木野まことは一つしか違わない。そんなもんか。その一つが第2クール中の名シーンである「亜美への説教」なので火野レイの印象がめちゃめちゃ強い回である。 ご存じのように愛野美奈子は登場しない。いまだに「セーラーV/ヴィーナス」となっている。セーラーVはact12を最後に登場してないが、この部分はテンプレートになっている…

く〜負けた

act16台本の考察を準備中。放送と違う箇所をスキャナーで読み込み画像化が完了。あとは原稿を書くだけだ。ところでact22とact25がオークションに出されていた。act22、act25とも話しが急展開する回なので放送時間におさまらなくてカットされた部分が多いのではと参加したが競り負けた。さすがにDVD以上の値段は付けられないよ。う〜ん、これでこの2話の真相はコレクターの押し入れの中か。先日はact18も逃したからな。残念。というわけで今週は小ネタでつないでact16の準備じ…