なんて年だ

元旦の午後に「孤独のグルメ」の再放送を見ていた。ちょうど五郎さんが激辛麻婆豆腐を食べていたときテレビに緊急地震速報。後を追うようにスマホも鳴り出した。

   

石川県と出ているのでこっちまでは揺れないだろうと思ったがちょっと揺れた。日本海側が震源地の地震で千葉県まで揺れるということは現地はいかばかりか。NHKを筆頭に各局が地震の特報になった。災害の規模を知る目安は

テレビ東京が特報になるかどうか

だが、テレビ東京も「孤独のグルメ」から地震のニュースになった。これは一大事、正月早々に天変地異が来た。亡くなった方も出ており被害に遭われた方には心からお悔やみを申し上げる。能登半島だと旅行客も少なくないであろう。年末に書いた記事の中で、これは説明が必要だとあとから思った記述があったのだよ。

世界はどんどん平和になり、自然災害もどんどん減るんだろうなと思っていたよ

世界が平和になるのは人間の力。だが自然災害が多いか少ないかは人間がどうにかできるものではないだろうにアホか、と思われた方も多いのか。それはこうだ。

自然災害=自然の攻撃力-人間の防御力

同じ量の雨が降っても護岸工事ができていて上流のダムが事前に放水をしていたので堰き止めることができていれば被害を防げる。日本なら棚から物が落ちる程度の被害の地震でも国によっては建物が崩壊して多数の死者が出る国があるのはご存知のとおり。つまり人間の防御力が上がれば自然災害による被害は減るのだ。ところがこのところ毎年、その対策を上回る雨が毎年どこかで降り被害が出ている。それが私が書きたかったことだ。元旦からテントや避難所で夜を明かすことになった方は本当にお気の毒だ。一日も早く元の生活に戻れるようお祈りする。