看板2題

昨日は用事があって松戸市を抜けて鎌ケ谷に行った。用事がないなら鎌ケ谷なんか行かないよ。といっても位置関係がわからないと思うので説明する。

   
千葉県北西部、江戸川を挟んで東京と接している市川、松戸、浦安はほぼ東京。都知事選には興味があるが、千葉県知事の名前を知らない。古くから東京のベッドタウンだった市川市は所々に高級住宅地があるが、地方公共団体としては全国有数のクズだ。とくに道路がひどいのは何度も書いているとおり。その点、松戸市はその昔「すぐやる課」で有名になったところで、行政の気合いが市川市とは違う。その東に位置する鎌ケ谷市、札幌に行く前に6年くらい住んでいたが、千葉県でも都会の松戸・市川・船橋に囲まれた真空スポット。とにかく梨畑しかない。船橋市から分離したらしいが、当時は娘がまだ小さかったので休日診療医などの行政サービスは船橋市に行かなければならない。なぜ独立した、船橋市のままで良かっただろうにと思った。

余談だが市川市と江戸川を挟んだ反対側が東京都の江戸川区。人気のエリアだ。なぜ人気かというと「マンションがいちばん安い東京都」。東京都民になりたいという見栄をリーズナブルな価格で満たすことができる。買い物や娯楽施設は市川や浦安のがあるのにな。あとネットで見た画像で、てっきりネタかと思って江戸川区のホームページを見たら事実だったよ。江戸川区の防災マップ。江戸川区は荒川と江戸川に挟まれているが河川が氾濫したときの避難のしかたが図示されている。

   

   江戸川区 ここにいてはダメです

   区外の安全な場所に逃げてください

   浸水のおそれがない その他の地域へ

江戸川区民は江戸川区の外に逃げてください」と江戸川区役所が言っている。でも高層マンションなら大丈夫じゃないのと思うが、下の方に「長ければ2週間以上の間、浸水の中で生活しなければなりません」と書いてある。とにかく区外に避難しろと。江戸川区って東京都の遊水池なんだよね。ここに水をためて墨田区江東区を守るわけだ。江戸川区にマンションを買う人はこのマップを見たことあるのかな。正直不動産なら説明があると思うが。

本題に戻って、車で走っているときに珍しい看板を2つ見たんだよ。一つがこれ。

   
「オモニ」という韓国語があって、たとえばそれが「おいしい」という意味ならわかる。だけど韓国家庭料理といいながらメニューは冷や奴、枝豆、唐揚げくらいしかなくて

  韓国家庭料理 主にキムチ

だったら衝撃だが、事実はどうなんだろう。もう一つはタクシー会社の看板。松戸にあるタクシー会社だから「松戸タクシー」、何のひねりも無い社名だが、ここの看板は

   

思わず二度見をしてしまったが、最初はこう読めた。

  マッドタクシー

モヒカン狩りで変なマスクをした人が運転してそう。