100円
登山仲間の男女5人が監禁されていた少女を発見する。彼女を連れて山を下りようとするとスナイパーに狙われ一人また一人と犠牲になっていく...このあらすじを読んだらこういう展開を予想しないかい? 武器も戦闘能力もない主人公たちが登山の経験を生かして暗殺者たちを出し抜くと。まったくそういう展開にはならない。早々と山を下りてしまい森を逃げ回る。それじゃあ勝てねえよ。
楳図先生に謝れ
楳図かずおの傑作「おろち」の中のこれまた代表作の姉妹の話。原作には実に忠実。木村佳乃と中越典子の姉妹もいい。だが、おろち役の谷村美月のマヌケ面がすべてを台無しにしている。なぜこのキャスティングをした? 10年前の映画だが、それこそ北川景子だったらまったく違う印象になってただろうな。あと妹の恋人役の山本太郎も気持ち悪い。
1,200円
さすがハリウッドクオリティ。パワーレンジャー、それぞれが乗るメカ、合体ロボともかっこいい。だがこの映画、5人が変身するのがラスト30分前。巨大ロボが出てくるのがラスト15分前。遅いよ! コソ泥でアメフトチームをクビになったレッド、貧しい中国人のブラック、自閉症のブルー、男性問題で友だちにハブられているピンク、バイセクシャルのイエロー。問題ありまくりの孤独な青少年がチームを組む。重いよ...
500円
日本と台湾の合作映画。田中麗奈のセリフも半分は中国語。がんばったんだが、映画としてはいろいろ詰め込みすぎでどれも中途半端。つぶれそうな旅館がおもてなしの心で再興する映画らしいのだが、そのように見えない。
800円
ひ、ひでえ。血と肉片の大安売り。これ、映画館で公開したのか? 主人公が美人でエロ要素があったらそこそこ良かったのかも。
1,000円
三木聡監督の小ネタ満載、いまから12年前の映画。だが「転々」に比べるとかなり差がある。あっちはオダギリジョーと三浦友和、脇役の松重豊まで大真面目なんだけどどこかずれている人の面白さがあった。こちらは基本的にいつもふざけているので、「転々」と同じようなことをやっても威力が小さくなってしまう。
1,900円
ポスターに「このミステリーがすごい!」大賞受賞作と書いてあるけど、映画が原作に忠実だったとしたらこの内容で大賞を受賞しちゃうんかい! メイントリックは100年前から使い古されたやつ。もうこういう境遇の人が出てきたら100%あのトリックが出てくると言って良い。そしてこの映画はそれをそのまま使ってしまっている。またクライマックスはこういうシーンだろうなと予想したらそのとおりだった。それでも1,900円ー劇場で観たかった映画にしたのは、映画としての構成とまとまりが良くできていた。行列ができるラーメン店ではなくて、カレーや定食があるような中華屋ででてくる何の変哲もないラーメンが妙においしいことがあるでしょ。2時間以上の映画だがまったく退屈しない。とくにラストは橋本愛がコンクールで3曲続けて演奏する。ピアノを3曲だよ。それを飽きないで見させる演出は見事。