炎の28番勝負−1本目

さあ、28本のうち何本見られるかな*1。記念すべき1作目はこれ。

     日本三大北海道ローカルから全国区になったもの

       ニトリ  びっくりドンキー  大泉洋

ヒロインがなあ...この人、顔が怖いじゃん。あとなんか輪郭がはっきりしてないというか。でも広瀬すず・土屋太鳳・有村架純ではないんだよな、この映画のヒロインは。そうすると一周回ってやっぱこの人か。短距離で高校記録を持っている陸上部員という設定だった。顔は怖いけどスタイルはいいのな。あと、練習もしたのだろう、走る姿がすごく美しい。でも顔が怖いんだよね。なにか大きな事件が起こるわけではないし、バイトの女子高生に「好きです」と告白される45才バツイチの店長も最後まで分別を失わないので二人の仲も一線を越えない。むしろ彼女がそういう心境になっている本当の原因を探して、そっちに向けて背中を押す店長が優しい。私だったら簡単に一線を越えちゃうよ。大きな起伏のない話なのに二人の心境を細かく描いて最後まで飽きさせない映画の構成は見事。ラストシーンは二人とも名演技。オープニングはこれの伏線かあ、という落としどころかいい。アップで見る小松菜奈の細かい表情の作り方がうまい。それを受けた大泉洋の表情も良かった。でも最後の最後まで小松菜奈の顔は怖かった。