北川景子「大女優への道」

こんな記事があった*1

  オープニング3日間の興行収入を見る限り、最終的に5億円に届くかどうかビミョーなライン

5億円でも大赤字だろう。そこに届くかどうかということは大惨敗! なんでこうなった?

  タイトルだけではどんな内容かさっぱりだし、

  松竹とフジテレビがタッグを組んだわりにはPR不足で巷に浸透し切れていない印象です

さらに

  年末から快進撃を続けるテレビ朝日×東宝の「トリック劇場版」と上映時期が丸かぶりしたのもタイミングが悪かった

もうなにやってんだよ、フジテレビ。ゴリ押しは得意じゃないか。なぜ今回に限ってゴリ押ししなかった。寒流の半分、いや10分の1でもプッシュしてくれたら10億は軽く超える作品なのに。星屑もなにやってんだよ。短期間に2本の公開というのも痛かった。なんとなく「抱きしめたい」のが力を入れている感があるからな。事前に内容がわからないって、私が危惧したとおりだったな。いまからでも遅くない。著名なCMクリエイターの作品を1カット流し、つづけてジャッジの予告にかぶせてその人の推薦の弁を入れるというのはどうだ。記事はこう続けている。

  だが、興収が伸び悩む一方で「埋もれてしまうにはもったいない出来栄え」(映画ライター)といった声が強く、

  ツイッター上でも「期待以上に面白かった」「スカッと笑える」と観賞後の評価が高い

だろだろ。観賞後の評価が高いというのは良い作品なんだよ。記事はこう結んでいる。

  それこそタイトルだけで“審判”するのは惜しい一本のようで

誰がオチをつけろと。この記事のタイトルが

  「ジャッジ!」が好評なワケ

「好評」だけど「好調」でない。「好調」ではないが「好評」だ。うん、わかる。北川景子にはいい作品に出てほしい。だから「好調」より「好評」の映画に出てほしい。お父さんモードの私は北川景子の映画が「好評」だったことをうれしく思うよ。だが奴隷モードの私は景子お嬢様の映画が5億も行かないことが悲しいよ