北川景子&小松彩夏「大グラビア女優と呼ばないでアイドルへの道」

2時にやってたダイジェスト版、本編と同じ長さのダイジェスト版、再放送でいいじゃないか、を見た。
北川景子】私はそんなに悪くないと思ったよ。なにしろ10年、20年の計で北川景子を見てるからいまはこのくらいできれば及第点だ。ただ、愛撫先や漢字屋栞が自分のキャラをつかんだ上で演技しているのに対して北川景子はまだつかめてないようす。いや、つかんではいるのだけど表現できてないのかも。登場人物の中で、北川景子の役だけどういう人かわからなかったよ。むしろ愛撫先の役のが北川景子はやりやすかったんじゃないかな。これは今後に期待したい。きっともう見ないと思うけど*1。冒頭のヴァイオリンを弾くシーン、意外とバイオリニストは難しいね。脚本家もこの設定は避けるべきだった。身体の動きがギャグ。もっと直立不動で演奏するやつとかピアノの方が良くなかったか。でもピアノだと山下がバスケをする公園で弾けないか。ゾイサイトみたいにおもちゃのピアノを公園で弾いたら別のキャラになっちゃうしなあ。かといって、アコーデオンだとこの人はなにになりたい人なのか脚本が難しいしなあ。スタジオで尊敬する先生に裏切られて目に涙をためるシーンは良かったよ。思わずおじさんもらい泣きしちゃった*2。やはり北川景子は笑顔の演技と淡々と話すセリフが課題だなあ*3。でも課題を残しながらも月9のヒロインに選ばれるのが、事務所の力とか同じテイストの人がたまたまいないとか、いろいろな要素を含めて北川景子の実力なんだよね。
【愛撫先】ドラマで見たのは初めてだけど、北川景子や漢字屋栞とは発散するオーラがもう一つ上の次元だと思った。つねに強烈な「私を見て光線」が出ているので演技力が2割増しに見えるんだよね。あれだけCMに出るのもわかるよ。あらすじによると、山下は愛撫先から北川景子に乗り換えるのがこのドラマのテーマみたいなんだけど*4、それはないだろ*5。ただ、残念なのがこの人って大きく笑った顔がすごくブサイク。本人やマネジャーは気がついてないんだろうか。50%くらいの笑顔はいいんだけど、70%を超えると顔が崩れる。いずれにしても、沢井美優がこの人を乗り越えて箱のトップスターになるにはかなりがんばらないといけない*6
小松彩夏】あれ、これのレギュラーって聞いてたんだけど。冒頭のバスケの試合で後頭部だけ映った人がそうかな。中盤の居酒屋にいたよ。おそらく山下のライバルになるのであろう人の隣に2秒くらい。そのしばらく後、山下が居酒屋に来て「なつきは?」って聞かれて「もう出ちゃいましたよ」と答えたのが小松彩夏?私が見たのはダイジェスト版だから小松彩夏のシーンがカットされたのかもしれない。サラ金安座間美優みたいにワンポイントで出れば探す楽しみがあって、セリフも短ければボロも出ない。最終回を終えて「北川景子小松彩夏、どっちの演技がよかった?」と聞かれて「小松彩夏!」と答える人もいるかもしれん。
【山下】ガソリンスタンドにこういう人、よくいるよね
ということで、つぎに見るのは9月の連休のときだと思うけど、北川景子小松彩夏も、愛撫先に負けないようにがんばるのだ*7

*1:見ろよ

*2:あのね

*3:ヤンキーや変な人の役以外は、ヒロインの演技ってほとんどそれでしょ

*4:そういう要約のしかたをするなよ

*5:だからそれはおまえの好みであって

*6:またはN瀬ががんばるとか

*7:だから見ろって