ヨーカ堂でお買い物

買ってしまった。なにを買ってしまったかというとセーラールナの靴下である。山のように置いてあるプリキュアの靴下の横でポツンと2足だけぶら下がっていた。3足千円の靴下を履いている私が、一生履くことのないルナの靴下を480円で買った。ブログのネタ集めも楽じゃない。残った1足が売れたらヨーカ堂は発注するのだろうか。そもそも最後の1足を買う人はいるのだろうか。
なぜこんなものを買ったかというと、この靴下は、武内直子がイメージしたセーラールナがどういうものだったかを知る貴重な資料だからだ*1。靴下にプリントされているセーラールナはなかなか可愛い。実写では微妙だった紫と黄色のカラーコーディネートも原画で見るときれいである。紫と黄色は反対色なので、この着こなしはかなり難しいと思う。では小池里奈ちゃんに問題があったのかというとそうでもない。公式ページ(http://www.vbp.jp/r_koike/)の写真を見ると十分に可愛い子である。好きな言葉は

     やればなんでもできる!

だそうだ。私も小学生のときはそう思ってたが、できることよりできないことのがはるかに多いことが大人になるとわかる。原画と実写を比べると、セーラールナのヘアースタイルは丸顔でないと似合わないのかもしれない。そもそも、この顔の輪郭は4、5歳児だ。また、青い髪が黄色人種にミスマッチなのだろう。
その点では、水色の髪でも可愛い浜千咲はすごい。なにしろ職場の女性にセーラームーンの出演者で誰がいちばん可愛いと思うかと聞くと*2

     「変身した後の亜美ちゃん!」*3

とみんなが答える。浜千咲は、個性を求める余りブラウン管がいつのまにか普通の子だらけになってしまった昨今の芸能界に怒りの鉄槌を振り下ろす、正統派の美少女である。演技と歌の才能は5人の中で群を抜いている。なにより、こういう眼光に力がある人は真剣に演技に取り組めばきっと大成するであろう。なのに次の活動が無いのは実に惜しい。まさに国家の損失である。韓流に浮かれている場合ではないぞ。
また、以前にも書いたが日本人で沢井美優ほど金髪が似合う女性もめずらしい。奇跡のキャスティングはもちろんだが、同じ金髪や青髪でも、どういう色合いがよいのか、ヅラに一生を捧げた人たち*4の叡智と研究の賜物だろう。さらにその髪に対してどういうメイクが似合うかを考えたメーキャップアーティストの技なのだろう。ほかの3人も含めて、たとえ富豪刑事でもいいので出てくれんかのう。
ところでセーラールナの靴下は机の引き出しに隠してあるが女房や子供に見つかると家庭が崩壊しかねない。どなたか欲しい方がいたら、先着1名様に送料・梱包料は当方負担で送るのでプロフィールに書いてあるアドレスまでメールをください(笑)

*1:資料としては貴重だが、それが私の人生にとって貴重かは別問題である

*2:実写版セーラームーンは無理にでも1度見させれば確実にハマる番組なので、私がハメたセーラームーン仲間が会社に5人いる

*3:セーラーマーキュリーと言え!なんだその呼び方は

*4:ヅラが手放せない人ではなくてヅラの研究をしている人ですよ