これ欲しい．．．
週末に4話から10話まで一気見して終わっちゃったぜい。最初の記事のコメント欄にあった「後半はイマイチ」、たしかにそう思った。前半はギリシャ神話や日本の昔話でもある勇者物語の「仲間集め」なんだよね。前半最後の第5話で10人目の仲間が集まる。勇者物語だとその仲間を引き連れて敵と戦うわけだが、合唱部の話なので戦う敵がいないからね。これが運動部なら後半は生意気な強豪校にどうやって勝つかという話になるだろうが、合唱部なのでそのテイストの話が作れなくもないがスポーツほど勝ち負けがデジタルでわかるわけじゃないからね。主人公の両親をどうやって復縁させるかというストーリーに、いろいろなエピソードをからめている。もちろんそれぞれの話に工夫があったし、誰でもしっているポップスのちょい古めのヒット曲を合唱曲にアレンジするパターンは見事。前回も書いたが「日本のテレビドラマだってやればできるじゃん」と改めて書いておきたい。
最後の仲間がそろう第5話が前半の山場で、合唱部の足を引っ張り続けていたクラスの女王様がその座を追われて、実は家庭でもつらい立場にあって本当は弱い少女だということがわかってボロボロになったところで主人公が彼女を仲間に入れる話だった。その悪い女王様役、この第5話ではすごく難しい演技が必要でこれをうまくやらないとイタいドラマになるところだったが、この人は上手だったね。
さすがオスカー！ 対するスターダストからは森川葵が出ているわけだが、もう一人スターダストがいて、吉本実憂とは別の意味で気になる存在だった。
芳根京子の後ろにいる人ね。第1話の開始時に合唱部には3人がいて、そこに芳根京子が入って4人から仲間集め物語が始まるわけよ。そして一人一人にドラマがあって合唱部に入ったり復帰したりするわけだが、スターダストの彼女だけはそのドラマがないのだよ。第3話のラストでふらっと入部して最後までメイン回が無くてオマケ感が拭えなかった。4人の合唱部が前半で10人になり、最終回のラストシーンでは15人になっていたが、この合唱部は一つ問題があるぞ。城田優先生や神田沙也加先生は気がついているか？
全員が同じクラスだ
これって常連しかいない飲み屋、参加者全員が顔見知りのマイナーアイドルのイベントと同じ。別のクラスや別の学年の子が入部するにはすごくハードルが高い部になってしまっている．．．
