最終回もお腹いっぱい「あなたを奪ったその日から」

昨日の記事にちょっと書いたが、玖村先生だけがバッドエンドになる物語的な意味ってなんだ? たぶんこういうことだと思う。

   

紘海(北川景子)は旭(大森南朋)を許すことで正式に美海(一色香澄)の母親になれた。美海が鉄道の設計技師になるには大学の工学部を卒業する必要があるだろうから、それには結城家の経済力が必要。制服を見るとあのまま私立の中学に通っているようなので紘海の収入だけではきつい。

   

旭は紘海を許すことで萌子(=美海)から父親と認められ、名実ともに萌子の父親になれた。あのまま結城家で育てたら絶対に梨々子みたいな子どもになっちゃってたからね。学校の帰りに父親のスーパーに寄っては商品のバナナを食ったり、レジから1万円札を持って行く子どもになってたと思う。

   

ところが玖村先生だけは最後の最後で復讐を実行した。許せない気持ちはわかる、わかるぞー! この時点で旭の会社へ就職する道が開けていたのにそれをつぶし、梨々子には再出発の機会を与え、旭にはマスコミに説明するきっかけを作った。復讐をやめた紘海と旭、復讐を貫徹した玖村先生を対比させたのが最終回だったのかな。梨々子のために玖村先生がどれだけ悲惨な人生を歩んでいるかを旭はよく知らないと思う。それを知っている紘海が、玖村先生の就職をもう一度考えてくれるように旭に頼み込む。そんな未来があったらいい。それにしても人気絶頂のSnow Manのインテリ担当によくこんな役をやらせたよね。以前のあの事務所なら台本を書き換えさせて、こんな結末にしなかったはず。その点ではあの事務所も変わったんだな。