検証・これが実写版の台本だ!−act46(その6)

もう一つのカットシーンがあるのだが、これを論証するには前後の回をもう一度見直さなければならず後回し。先に軽いシーンを紹介したい。
Leo16さんが「高○監督はぬいぐるみを動かすことに激しい執念を持っているのではないか」と書かれていたが、動くぬいぐるみと言えばact46のアルテミスである。台本を読むと、目玉焼きは作ってないし、床のそうじもしていない。放送では、おそらく居間にいる二人の子供、台所にいるアルテミス。この状況なら少しくらいしゃべってもだいじょうぶだ。それにしても作った目玉焼きをどうやって子供に食べさせるつもりだったのだろう。
台本では子供のかたわらにいるのだ。このポジションで独り言をいうなどアルテミスはマヌケすぎる。てか、そもそも子供に「しゃべれるの?」と聞かれてまったくあわててない。「当然さ!」くらいの口ぶりである。こんなことで存在感を示してどうする。「内緒だよ」の約束が守られるとでも思っているのか。人が良すぎ、いやぬいぐるみが良すぎだ。
よく考えたらアルテミスは美奈子のホテルを追い出されてレイの家に居候をしていたのだな。もしかすると食事を作るのはもっぱらアルテミスの役目だったのかもしれん。
(つづく)