「チェリーパイ」での北川景子の神のような演技に感動し3連チャンしたのは万丈さん。昨年の作品ならともかく、この「水に棲む花」の撮影はセーラームーン放送終了の直後である。最終話近くになるとさすがにact3のころのようなぎこちなさはなくなったが、それでも「いまのはどうだろう」というセリフや表情があった。この映画もその延長上だろうと考えていたが、うれしい誤算。
【水に棲む花ワンポイント講座5】
「北川景子の演技はセリフ、表情、動作とも完璧である」
・・・どうしたのこの進歩は?
一カ所だけ、プールの水面に立って前田亜季と話すシーンの手が所在なげだったのが気になったが、これは演出の問題。この映画の制作のころは北川景子の情報がまったく発信されなかったので、撮影の苦労話などはわからない。だが、セーラームーンの40話台と比べても格段の進歩である。いや、北川景子ではなく、これが低予算ドラマと映画の違いなのだろうか。とすると、小松彩夏の「ドリフト」や「マスサン」も見た方がいいかな。また出費がぁ。
以前、北川景子のブログで、自分が役のイメージどおりと思われているのがイヤだと書いてあったことについてコメントを述べた*1。同じ主張の繰り返しになるが、「水に棲む花」を見て私はさらに確信を深めた。