夏の映画まつり

週末、女房と娘がいなかったのだよ。こういうときはDVDを借りて見まくるのだ。6、7年ぶりじゃないのか。過去の記事を探したらここ*1以来なので9年ぶりか。暗黒の2005年だ。ヤングサンデーだけで4回も引っ張っている。脳ミソそうめんを作ったのもこの年か*2。けっこうワクワクしてTSUTAYAに行ったら「見たい物がなにもない」。見たい作品が貸し出し中というわけではなくて、見たい作品自体がない。そうだよな、この2、3年は週末の一人映画鑑賞会をまめに開催しているので、ぜんぶ映画館で見ちゃった。いちおう3本借りてきたよ。

脳男 [DVD]

脳男 [DVD]

原作は読んだが例によって内容はまったく覚えてない。原作は「脳男」の行動原理がラストのサプライズになっていたような気がしたが、映画によくある「無駄にアクションシーンを入れる」演出のため、その謎は早い段階で判明する。映画を見終わったときは、けっこう面白かったと思ったのだが、原作の展開を思い出したらなんで原作どおりにしなかったと腹が立った。あとヒロインの松雪泰子の華のないことといったら。松嶋菜々子菅野美穂だったらよかったのに。
呪怨 白い老女 [DVD]

呪怨 白い老女 [DVD]

呪怨 黒い少女 [DVD]

呪怨 黒い少女 [DVD]

1作目と2作目はほとんど脈絡のない怖いシーンをつなぎあわせただけなので、全体を流れるストーリーってないんだよな。なのでまったく記憶に残らない。この2作は登場人物はまったく別で例の家に住んでいる家族も別。その一家が惨殺されるまでを描いた作品で、ちゃんと筋がある。