松下萌子をもっと知ろう(その1)

まずは「松下萌子」でググってみる。最初に出てくるのがこのサイト*1。開くといきなり大音量で歌が流れ出すから要注意だ。森高千里の名曲「雨」が松下萌子の「80年代アイドル唱法」で粘っこく甦っている。ただし

     2003/1/8 ON SALE

いまから3年半前だ。セーラームーンさえまだ始まってない。このサイトのアドレスを見るとわかるとおり松下萌子avexからシングル5曲をリリースしているのだ。そして所属事務所はオスカープロモーション。う〜ん、まさに「由緒正しい芸能人」「正統な血筋のアイドル」「特撮界に迷い込んだサラブレッド」なのだ。最後のはほめ言葉になってないぞ。松下萌子が所属するオスカーと北川景子が所属するスターダストを比べてどっちが上かは意見がわかれるだろうが、松下萌子avex北川景子のコロンビアでは勝負は明らかだ。
さすがにavexのサイト、リリースしたシングルすべて視聴ができる。さらに4曲はPVも付いている豪華さ。リリース時期を調べてみると

     2001/06/13 夏色

     2001/08/29 雨上がり

     2001/11/21 HELLOW

     2002/02/14 卒業

     2003/01/08 雨

デビュー曲の「夏色」から4曲目の斉藤由貴のカヴァー曲「卒業」までが2〜3ヶ月おきのリリース。で、次が約1年間空くわけだ。このへんの力の入れ方と抜き方がavexらしい。5曲目もカヴァー曲だし。順番に聞いてみると最初のオリジナル3曲はアップテンポすぎて「80年代アイドル唱法」が生かされてない。これが爆発するのは5曲目の「雨」だな。やはり松下萌子はスローバラードだ。ただ「80年代アイドル唱法」とヒットとは別問題だ。むしろマイナスかもしれん。
(つづく)