過激な言説が広がっている現状を問題視

10歳からの 図解でわかるメディア・リテラシー 「情報を読み解く力&発信する力」が身につく本 (まなぶっく)

「ばけばけ」は最終回を明日に控え、この鬱々展開。最終回でヘブンの生まれ変わりが見つかるくらいのポジティブなイベントが起きないと帳尻が合わない。トキ(髙石あかり)は自分がヘブンの人生を縛ってしまった、制約してしまったことを後悔しているが、だったら徹頭徹尾、トキとヘブンのパラサイトであり続けた父親の反省を聞きたいよ。このバランスの悪さって、こんな記事にも感じる。

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趣旨は

事故原因や責任の所在を徹底的に解明し、再発防止策を講じる必要があるとしたうえで、ネット上での過激な言説が広がっている現状を問題視している

前半は賛成。後半は毎度のことだが、本件では原因と責任についてもっとも影響が大きかった点や解明すべき優先度が高い点をテレビや新聞の報道が意図的に避けていることへの苛立ちが大きいように思う。第一に、仮に事故が起こらなかったとしても「連絡船でも遊覧船でもない船に生徒を乗せたこと」は大問題。事前に反対運動の活動家体験をする趣旨で生徒の希望を取ったのならともかく(それはそれで問題だが)、観光目的ではない船に乗せるなら生徒や保護者に説明が必要だろう。都内の観光をするのに街宣カーに生徒を乗せたらちょっと待てよと思う。あるいはもはや軽自動車以外には運転する自信がない私が運転するマイクロバスに生徒を乗せる。タクシー代がもったいないので素人が運転するバスでもいいやと了解の元で乗車するならともかく、それを修学旅行のコースに組み込んではいけない。ではなぜ連絡船や遊覧船でもない船に生徒を乗せてはいけないのか、それは第二の問題に関係してくる。二番目に優先度が高い問題は、最初に転覆した船長ではなく、つぎに転覆した船長の判断。乗客がいる船なら考えることはとにかく乗客の安全。ほぼ満員の船で救助に向かわないだろう。そうすれば高校生が死ぬことはなかった。テレビでは亡くなった船長の名前や顔写真は出てくるが、私はより責任が重いと思うこの船長の存在が隠されているように思う。そのためネットではいろいろな憶測が飛び交ってしまうことになる。ただし、この船長を一方的に責めることはできない。それは乗客の安全を最優先に考えることはこの人のミッションではないからだ。なぜなら連絡船でも遊覧船でもないから、後ろに乗っている高校生は「客」ではなく、ただの同乗者。そう考えると、そもそもそんな船に生徒を乗せることを修学旅行のプランに組み込むなよという一番目の問題に帰結する。

JELFは声明で「常軌を逸した誹謗中傷が拡散していることは看過できません。これらは、事故の悲しみを社会的対立へと転化し、冷静な議論を妨げるものです」と指摘

そこは同意する。

基地建設の是非や自然環境の保全の重要性が、この事故の発生によって損なわれるものではないと強調。政府による基地建設は見直されるべきだとした

思い切り事故の悲しみを転化してるじゃん。そういうとこだぞ。