小松彩夏「映画秘宝」レポ

ミス・ゾンビの公開に合わせていろいろ露出したメディアの一つ。表紙はこんなの。
     
キック・アスの新作が来年に公開だって。これは楽しみだ。もうこれだけで並の映画雑誌と違うのがわかるでしょ。SF、ホラーが中心の映画雑誌なんだけど、この出版不況の中でまだ生き残ってたんだね。記事を拾い読みすると

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知らねえよ。ここに小松彩夏大槻ケンヂの対談が載っている。
     
見開き2ページだけだが、なにしろ本がA4版で字が細かいのでけっこうな分量だ。この対談、いまいち小松彩夏大槻ケンヂが噛み合ってないのが笑える。ミス・ゾンビで、小松彩夏のゾンビがふだんはノッタリノッタリ歩いているのに、いざ鎌倉というときになると全力疾走するのだよね。あれれ、走れるの?と思ったけど大槻ケンヂも気がついたようだ。

  大槻「突然ゾンビが走り出すじゃないですか。僕は思わず『走れんのかよ!?』とツッコミましたよ」

  小松「あははは!! 全力疾走でしたよね」

  大槻「あれも脚本に『ゾンビ、全力で走る』みたいに書いてあったのですか?」

  小松「そんな感じです」

  大槻「『あ、走れんだ?』って思いませんでした?」

  小松「ごめんなさい...私、やっぱりそういう視点で観れなくて。

     走るのも当たり前だと思ってました」

疑問に思わなかったんだ。監督に聞いてみなかったんだ。北川景子ならなぜここでゾンビが走れるのか徹夜で悩み、泉里香なら3m走って足がつるところだ。セーラームーンに触れている箇所があるので紹介する。

  大槻「ああいう役(セーラームーンのように有名なアニメ作品だと)

     『この女優がセーラームーンを演じることを俺は認める!』『認めない!』みたいな

     お前セーラームーンの何様だよ!?っていうセーラームーンマニアの方がいますよね?」

  小松「はい、原作と比べられることも多かったです」

  大槻「僕、原史奈さんがミュージカルをやったときに舞台を観に行ったら

     軍服みたいなのを着た男の人が『俺はこのセーラームーンを認めん!!』

     とか言ってたんですよ」

  小松「怖・・・・・」

そりゃ怖いな。なんだろう軍服って。四天王コスか。「お前セーラームーンの何様だよ」って私も当時は何度思ったか。最後に小松彩夏が今後の抱負を語っているところがあるので紹介して終わりにする。

  小松「今回の撮影中に初めて気がついたんですけど、

     イジメられるのがすごく楽しくて

小松彩夏の次回作はシネマジックかアートビデオから発売です