高丸エフェクトは健在だった(後編)

まずは紹介するシーンの登場人物。

  リク・・・АКВ中

  カイ・・・АКВ小

  クウ・・・АКВ大

  レイ・・・華子様

元の女性の姿に戻って事務所でくつろぐ3人。そこにカイたちのCDデビュー祝いに手製のケーキを持って現われるレイ。あわてて男装するリク・カイ・クウ(陸海空ね)。ここは適当にあしらって追い返すしかない。

  レイ「(リクの頭を見て)なんか髪型おかしくない?」(あわてて着替えたのでリクとクウのカツラが入れ違っている)

  リク「(首をかしげる)???<チ〜ン>

  クウ「(2階から降りてくる)まちがえてるよ、ズラ」

  レイ「ズラ?」

  クウ「(しまったという顔)!<ピヨ〜ン>

  リク「!<ピヨ〜ン>

  カイ「!<ピヨ〜ン>

  リク「ズーラーっていう髪型知らないっすか?(鏡を取り出す)<シュッ>

  怪訝な顔でリクを見るレイ

  リク「いま二人で髪型の研究をしてるんすよ」

  レイ「(カイの方を向いて)いっしょにケーキ食べよ〜」

  リク「聞いてないし・・・」

   −場面が変わって−

  レイ「じゃあ、開けるわよ(ケーキの箱を開ける)<ジャン!>じゃ〜ん」

  リク・カイ「(青緑色のまずそうなケーキを見て)ゲッ!」

  クウ「どうしたんだよ、おいしそうじゃないか(クリームを指でなめる)ん、おいしい」(クウは味覚がおかしい)

  リク「(それを見て自分もなめてみる)ウッ、ペッ!」

  カイ「(横を向いて泣き顔になる)・・・」

  レイ「ちょっと、誰があんたに食べていいって言った?これはぜ〜んぶカイのものよ」

  リク「どうぞどうぞ(カイにすすめるポーズ)」

  カイ「(横を向いて小声で)うらぎりもの〜」

  あきらめてケーキを食べる決心をする。ケーキの方を向き直る<ザッ!>

  フォークでケーキをすくって食べる<ザクッ><ヒョイ><ザクッ><ヒョイ>

  レイ「そんなに喜んでくれるなんてうれし〜い〜(カイに抱きつくレイ)」

  カイ「(突然、立ち上がり)うわっ、サラシしてない!<チーン>

  レイ「サラシ<ピヨ〜ン>

  カイ「いやあ、あの...レイの髪の毛ってサラサラしてて気持ちいいなあ」

  レイ「カイならいつでも触らせてあげるわよ〜」

  ごまかすように紅茶を飲む。カップを持つ手の小指が立っている<ピヨ〜ン>

  リク「(小声で)指!ゆ〜び!」

  カイはもう片方の手で小指を折り曲げる<キュ〜イ>

もうめんどくさいのでここまでにするが、こんな感じで全編が効果音の嵐。おちゃらけたBGMの音もいつもより大きい。ああ、ディレクターズカット版で、効果音とBGMが無いやつを見たいよ。華子様〜