昭和歌謡大全集−上級編−

いよいよ昭和歌謡大全集も上級編に突入だ。なにが上級編かというと、いままで紹介したやつは当時それなりにヒットした曲なので、いまでもなにかの特集番組があるとビデオが流れる。ところが、上級編は当時もヒットしなかったし本人も芸能活動を止めているので現在は見ることも聞くこともない。つまり、その当時にその曲を聴いたことが無い人はまったくわからないわけだ。そんな上級編の一発目は牧場ユミの「回転木馬」。この人は「冒険」でデビューして阪神タイガースの故・村山監督が名付けの親なので野球場でよくかかってた。ショートカット、ボーイッシュでパンチのある歌い方*1。そこそこ可愛くてそこそこ歌もうまかった。それでもデビュー曲というのは事務所も手間と金をかけるから、けっこう目と耳に触れるのよね。ところが2曲目となるともういけません。そんないけない2曲目がなぜか名曲の「回転木馬」。1曲目とはうってかわったスローバラードで、どのくらい名曲かというと山口百恵がスター誕生でこの曲を歌って合格したくらい名曲なのだ。いま聞くと昭和の香りがプンプンする、とてもいまの時代には受け入れられない曲だが、ためしに聞いてみてくれ。さすがのY○uTubeも動画がない。レコードのジャケットを見ながらただ聞くだけだ

*1:この表現がすでに昭和