act鍋

吉田戦車風(オチと呼べないようなオチの余韻を楽しむ)

  小松「ほら、あとは入れるだけだよ」

  沢井「わあ、おいしそう」

  小松「あ、沢井。そこの味噌をとって」

  沢井「いやん、鍋は醤油味が基本でしょ」

  小松「岩手は味噌なの」

  沢井「醤油だって。じゃあ、じゃんけんで決めよ」

  小松「いいわよ、負けないから」

  安座間「ドボドボ(豆乳)」

  小松「あ」

メタフィクション

  陽菜「やだ、誰かいるの?」

  衛 「ちょっと、ここで待ってろ」

  部屋のドアを開ける衛。

  ***

  沢井「豆乳鍋もおいしいね」

  安座間「ゴーヤがあればなあ」

  小松「こんどは味噌にしようね」

  ***

  陽菜「衛!どうかした?ねえ、入るよ」

  衛 「ちょっと外でコーヒーでも飲もう」

  陽菜「いいけど、あれって何だったの?」

  衛 「鍋だ」