1年前(その5)

さて、今日はついに7時40分台に突入だ。こうしてみると番組を作るというのは大変な作業だ。私の日常では、ぼうっとしてれば10分なんかすぐに経ってしまうが、act23は10分の間に衛のマンションにゾイサイトが現われ、クラウンで反省会が行なわれ、神社でレイが女の子に会い、うしろを黒猫が通りすぎ*1、病院で美奈子のライブが行なわれ、美奈子のレイいじめが敢行されている。

     (07:40)「負けるもんか」

レイとカラオケマシンの格闘である。歌以前の問題としてカラオケマシンの操作がわからない。たしかにレイの純和風の部屋は殺風景で電気器具が見あたらない。これではカラオケマシンの操作など無理であろう。それでも携帯電話だけは使えるのは現代っ子だ。だがレイはテレティアSを電話をするのと変身する以外には使っていないようなので、たぶんマナーモードやメールの機能はわからないだろう。ところでテレティアSは音量がでかすぎないか。購入して試しにボタンを押したときは、あまりの音の大きさにビビった。裏側を見ても音量を変えるダイヤルは無い。結局、私はテレティアSを戸外でしか使えなかった。向こうから人が来るのでボタンを押すのをやめて通り過ぎるのを待っていると、突然うさぎから電話がかかってくるのであせる。このテレティアS、かなりの種類の音声パターンを持っている。

     「もしもし木野まことです。今度一緒にプリンを作ろう」

などは良いのだが

     「もしもし火野レイです。今日の運勢は凶」

と唐突に電話の向こうから言われても困ってしまう。大きなお世話である。と、こういうよけいな事を書いているからact23の回想がなかなか進まないのだ。今日は1分しか時計が進んでない。最低だ..._| ̄|○

*1:これが演出か偶然かセーラームーン七不思議の一つになっている