1年前(その4)

さて、いよいよ病院での愛野美奈子火野レイのバトルである。バトルと言っても、一方的に美奈子にやり込められているわけだが。

(7:38)美奈子「セーラームーンが最初に目覚めるなんて意外だったわね」

このシーンで北川景子のミスがある。気づいただろうか。美奈子に痛いところを指摘をされてレイがハッとなるタイミングが早すぎるのである。「セーラームーンが」の直後にレイが顔を上げて眼をむいてしまっている。ここはせめて「意外」まで待たなければならない。まあ、北川景子のミスというより監督の見落としであろう。

(7:38)レイ「リーダーになるはずなのに情けないって言いたいんでしょ」

このレイの発言に対して美奈子は「そうね」と容赦が無い。さらに

(7:39)美奈子「だから罰よ」

は、act26の「あなたはサブよ」と双璧を成す名言である。根拠も理由もなく、ここまで断定されては反論ができない。レイも罰を受けるほどのことはしてないのに、なんとなく納得してしまうがたまらなくおかしい。この病院のシーンでの北川景子の演技はact3のころに比べると格段の進歩である。そう、演技は進歩する。それ以上に視聴者が慣れる。だがスタイルと美貌は短期間には変わらない*1。レギュラー全員がモデルという人選がまちがってなかったことを、この回あたりで確信した私であった。ここで7時39分、やっと3分の1である。なんとか来週中には終わらせたい*2
(つづく)

*1:長期間だってほとんど変わらないのだが

*2:だんだん飽きてきた