1年前(その1)

やっと引っ越しも一段落して原稿が書けるようになった。数日空いたのと、第2部開始にあたって初心に帰るためにビデオを見直そう。ちょうど1年前に放送されたact23を見てみる*1

(7:30)うさぎの前説。act22の回想「悪い心に変えられてしまった亜美ちゃん」

(7:30)マスターの部屋にゾイサイト登場

そうか、ゾイサイトが前半のキモいキャラから、マスターの忠臣に変わったのはこの回からだったか。

(7:31)「瞳はいつもジュエル〜」

オープニングを見ると、我々が*2失ったものの大きさに改めて気づく。あの頃は週末が輝いていた。7時25分に目覚ましが鳴り、すぐにテレビをつけると、みのもんたの黒い顔。しばし我慢しているとセーラームーンの始まりだ。セーラームーンによって変わった私の人生*3

     1.土曜日に早起きするようになった

     2.特撮雑誌を定期購読した

     3.ローティーンファッション誌を買った

     4.ネットの閲覧時間が増えた

     5.スーパーやデパートに行くと玩具売場をチェックするようになった

なにしろニュータイプライブとか宇宙船なんか、その存在自体を知らなかった。セブンティーンは名前だけは知ってたが、melonとかCANDyとかラズベリーという雑誌は知らなかった。そもそも中高生を対象にしたファッション誌があることを初めて知った。この年になると、エロ本はたいていのものは購入できても、セブンティーンやCANDyは買うのは抵抗がある。レジに人がいなくなるのを見計らって雑誌を裏に向けて店員に差し出すのなぞ中学生のときに平凡パンチを買って以来だ。玩具やたのしい幼稚園は子供に買って帰るお父さん然としていれば良いが、CANDyはそういうわけに行かない。
それにしてもこのオープニングはよくできてるなあ。初めて見たときは、ここだけ10回くらい見たからな。いまでも、これだけあればご飯3杯はいける。

(7:31)「セ〜ラダ〜ヤモ〜ンド」

セーラー戦士それぞれが技を出すシーン。この特撮番組っぽいシーン*4も好きである。画面がどんどん上に流れていくので、最初のセーラーヴィーナスと最後のセーラーマーキュリーだけが眼に留まる。光線系のヴィーナスはさっと構えて発射、お水系のマーキュリーは回転しながらゆっくり放射。こういう演出がいいなあ。

(7:32)「それはム〜ンライトリ〜アルガ〜ル」

これはどういう意味だ。月光が実体化した少女?だいいち、その前の「セーラーダイヤモンド」がすでに意味不明だ。武内直子の作詞したものにそんなことを考えること自体が無意味か。最後に回転台が止まるときにマーズとジュピターが動いてしまうのが惜しいなあ。これは撮り直して欲しかった。この頃から予算が無かったのか。それにしても、これだけ書いてまだ7時32分だ。このペースでブログを書いてたらネフライトの回転ノコギリに行くまで1ヶ月はかかるぞ。だいいち、これじゃ実況板だ。
(つづく)

*1:今日はたまたま時間があっただけで、私は1年中こういうことをしている人じゃないですから

*2:いっしょにするなってか

*3:といっても1年間だけですけど

*4:いちおう特撮番組なんですけど