こんなニュースがあった*1。
山口智充ドラマ『保育探偵25時』がゴールデンで視聴率3％台連発中、『夫のカノジョ』をも下回る歴史的惨事
歴史的惨事って．．．タイタニックやヒンデンブルグ並のドラマに小松彩夏は出ちゃうのか。いや、そういうドラマだから出られたとも言える。私が見たのが最終回スペシャルだったからなのかもしれないが悪くなかったけどな。主人公の恋人の誘拐と保育園の廃園の危機の2つのストーリーが並行して進み、最後にそれがくっついて解決に向かう。テレビ東京の低予算ドラマとしては及第点の脚本。あと脇役がそれぞれ魅力的。
主人公のことが憎いのか好きなのかよくわからないヤクザ
探偵事務所の所長
おお、藤吉久美子ひさしぶり〜
富田靖子もひさしぶり〜
医者
レイパパが良い味すぎる
そして極めつけは
いまは違う芸名だけど原紗央莉！ その昔お世話になりました。ここまでだと歴史的惨事になるようなことはないだろうに。唯一ミスキャストなのがこの二人。
唯一のミスキャストが主役とヒロインって、だから歴史的惨事になったのか。金曜日に帰宅して録画ができているのを確認し、まずは小松彩夏が出演しているのをエンドクレジットで確認した。
あれ、いない．．．
「最終回ゲスト」になっちゃったよ。番組をまちがえたか？ 小松彩夏が出るのはこれじゃない？
ゲストかよ！ 小松彩夏が佐藤隆太と並んでゲスト！ 佐藤隆太は怒ってもいいレベル。すごいな、小松彩夏。さすがテレビ東京だ。そのスペシャルゲストの小松彩夏は主人公が経営する保育園に子どもを預ける薄幸のシングルマザー。
小松彩夏は最近こういう役が多い。だが今回のドラマを見て確信した。小松彩夏はこういう役は苦手なんだ。どよ〜んと沈んで感情の起伏が少ない人の役だとまるっきりの平板になってしまう。むしろはっちゃけた役の方がいいと思った。だからそういう役がもらえるように普段の生活ももっとポップにした方がいい。かといっていまさら新しい要素を加えるのも難しいだろうから、岩手、卓球、マラソンをもっと活用しようよ。わんこそば大会に出てみるのもよし、岩手からお呼びがかからないなら自撮りで岩手の名所巡りをニコ動に上げてみるとか、マラソンもフルは疲れるので10kmとか20kmの大会にセーラーヴィーナスのコスチュームで出てみるとか。それに比べてこの人はすごいと思う。
感情を表に出さない淡々とした人の役なのだが、主人公たちに対する感情が「怒り→疑惑→迷い→共感→尊敬」に変わって行くのを基本的に無表情なフェイスの中でちゃんと表現していた。
悪い奴に捕らえられた小松彩夏親子。
縛り方が雑すぎるだろ。これじゃあドリフのコントだよ
