謎の航空会社の謎の飛行機に乗れ!(前編)

出張のスケジュールを組み立てていると大阪から仙台に行く必要ができた。大阪には昔からある伊丹空港鳴り物入りで完成した関西国際空港の2つの空港がある。関西在住の方には申し訳ないが、後者の通称・関空は私が日本でいちばん嫌いな空港だ。まずは遠い。なんばからJRかバスで行くのだが、そもそもなんばの中心から乗り場までが遠い。JR、バスともに1時間近くかかるので余裕を見て空港に向かうと、この空港は時間をつぶせないのだ。ちなみにひまつぶしができる空港のベスト3は、新千歳空港、名古屋のセントレア羽田空港新千歳空港の華やかさをリオのカーニバルとすれば、関空鎌ヶ谷市民祭りだ。あと福岡空港も博多から地下鉄で5分なのでそもそも空港でひまをつぶす必要がない。もちろん、関空以上にひまがつぶれない空港は札幌丘珠空港*1帯広空港、釧路空港などいくらでもあるが、関西の玄関口を名乗る空港がこれではいかん。さらに空港の造りが悪い。横に長く伸びた搭乗ロビーの中央が到着ゲート。搭乗ゲートは左右の端にある。確認をしないで逆側から中にはいるとロビーを延々と歩くことになる。しかも中央付近には動く歩道が無い。関空がこの状態なのに神戸に空港を作る意味がわからん。
幸い、仙台行きの便は伊丹空港から乗ることができる。ANAの時刻表を調べてみた。

     ANA731  08:05 76S

     ANA733  09:50 76S

     ANA735  13:35 76S

     IBX3051  14:20 CRJ

     ANA737  17:00 320

     ANA739  18:40 76S

いちばん左側は便名、次が伊丹空港の出発時刻、最後が機種だ。76Sとはボーイング767-300。2列−3列−2列のちっこい機種である。17:00発の320はエアバスA320で、どちらもおなじみの機種だ。で、私が乗ろうと思っている14:20は便名が「IBX3051」、機種が「CRJ」。なんだこれは?*2
(つづく)

*1:丘珠空港とは札幌市内にあるプロペラ機専用の空港。滑走路が短い

*2:なんだこれは、って当然もうわかってるわけだから知ってる人はコメント欄に書かないでね。でへっ