有紗を探せ!(その4)

このDVDを見るのは久しぶりだな。2000年といえば、私はまだ札幌にいたころだ。子供も小学生で、まだ歌番組は見なかったので、動く浜崎あゆみを見たのはこのDVDが初めてだった。なにしろ浜崎あゆみ持田香織の区別が付いていなかった。どっちも

     金髪の人

でひとくくり*1。「SEASONS」を歌っているのがELTで、「Time goes by」を歌っているのが浜崎あゆみという、どんでもない勘違いをしていたころだ。
最初から見直すのはめんどくさいので、エンドロールのキャストを見てみる。有紗はいない。いまもそうなのかもしれないが「CONCERT TOUR 2000」の前半は背後の巨大スクリーンに映像が流れていてるのが特徴だ。前奏部分で映像の中を歩いている浜崎あゆみがスクリーンの端まで行くと、スクリーンの後ろから本物が登場したりする。するとこの映像の中に有紗がいるのか。ぜんぶ見なければならないではないか。ああ、めんどくさい。早送りで探すこと15分。やっと見つけた。

     曲名「End roll」開始から38分27秒「♪泣いて欲しがる子供のようには〜」*2

まずはここだ。街角を人が歩く風景から始まって次々と人が出てくる。ほとんど外人だ。4人が並んで出てきて人形のような動きをするシーンがある。その左から2番目。わずか1.5秒くらいだ。まだあるのか。さらに探索は続く。もうひとつあった。

     曲名「ever free」開始から55分17秒「♪遠く遠いところなの、もう二度と戻れない〜」

葬式の風景で、カメラが後ろから前に移動すると、参列者が次々と振り向く。全員が外人だ。最初にこのDVDを見たとき、よくこれだけ外人を集めたものだと思った。そこで出てくるのがジュネス企画だ。なるほど、こういうニッチなところで勝負をしている事務所なのか。なにしろ所属するタレントが4,000人だ。いくらでも集まるぞ。カメラがどんどん前に移動して外人が振り向く。前方の外人の子供の列が振り向いたときの中央からやや右より。正面のおさげの白人の子供の左後ろ。今度はまちがいなく有紗*3。3〜4秒くらい映る。西暦2000年当時の有紗はどうだったかというと

     子供の有紗だ!*4

なるほど、私は5年前にすでに有紗に会っていたのだ。いつもながら、だったらどうしたと言われると困るのだが。

*1:当時の持田香織は金髪だった。「Pray」のころ

*2:歌詞ちがっているかも。突っ込まないでね

*3:まちがいなくって、さっきのは実は自信がない

*4:あたりまえだ