春のビデオまつり「素晴らしきかな、人生」「グリンゴ/最強の悪運男」

ゴールデンウィーク後半か。関係ないけど

ハートフルストーリー
【1,000円】能登半島を舞台にした3本の短編映画。それぞれ金沢の和菓子屋、輪島の旅館、加賀のホテルが出てくる。1本20分の短編だが、どれも浅いんだよなあ。能登の観光ビデオとして見ればいいのか。女優さんがみんあ美人なので1,000円。輪島編に出てくる朝市とか建物はいまは無いんだよなあ。

素晴らしきかな、人生
【1,700円】同名の古典があるが、これはウィル・スミス主演の新しいやつ。天才的アドマンで会社の共同経営者になっている主人公。2年前に娘を病気で失った痛手から立ち直れず離婚をして仕事もしないし誰とも話さない。彼があってのクライアントはどんどん離れ会社は経営危機。まだ価値が残っているうちに会社を売るしかなくなった。だが彼がサインをしないと売却することもできない。主人公の親友でもある社長を含む創業メンバーの3人は一計を案じ3人の俳優を雇って彼に接触させることにした...主人公よりも3人の経営者に同情し感情移入してしまうが、主人公が立ち直ってバリバリ仕事し会社が持ち直すということにはならない。会社の売却はできたのでそこはハッピーエンド。あと、俳優のアドバイスで3人がそれぞれ抱える問題に光明が見えたのもハッピー。経営者の知らないところで主人公を助ける4番目の人物がいるのだが、この人の正体がラストのサプライズになっている。だが私の好みとしては「はい、泳げません」みたいに赤の他人が主人公を助ける方が尊いと思った。

グリンゴ/最強の悪運男
【1,900円】ずる賢い生き方ができず実直に仕事をする主人公。知らないところで会社をクビになることが決まっていて奥さんは浮気をしていて離婚を迫られる。頭に来た主人公はメキシコ出張のとき狂言誘拐を企て身代金を社長から取ろうとする。だが社長は会社が彼に多額の生命保険をかけていることを知り主人公の殺害を目論む。さらに会社が裏でやっている麻薬ビジネスでマフィアの親分と揉めて、間に立っている主人公が危うくなる...宣伝文句が「正直者以外、ばかを見る」、彼を狙う物同士がいろいろな偶然で潰し合い、殺されるか逮捕され、彼だけが助かるという痛快な話。前の作品とこの作品をなんで見ようと思ったかというと、つぎに見る映画を探しているときにキーラ・ナイトレイアマンダ・サイフリッドってまるでAI美女のように綺麗だよなと思い出演作を探したのだよ。それでキーラ・ナイトレイが出る「素晴らしきかな、人生」とアマンダ・サイフリッドが出る「グリンゴ」を見たわけさ。

ドミノ
【1,500円】キーラ・ナイトレイが演じる主人公は賞金稼ぎ。これは実話で現代の話なのだが賞金稼ぎが商売として成り立つほど賞金が賭けられた犯罪者が多いんだな。話のモデルになった女性は映画の撮影現場にも見学に来ていたそうなのだが、公開を待たずに35才の若さで亡くなっている。麻薬の過剰摂取だそうだ。

エベレスト (吹替版)

エベレスト (吹替版)

  • ジェイソン・クラーク
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エベレスト
【1,700円】映画館でも観たしビデオも見たんだけどキーラ・ナイトレイってどこに出てたっけと見直した。家で登山家の夫の帰りを待つ妻だった。この映画は定期的に見たくなるんだよね。大きな失敗はしてないんだよ。参加者の我が儘と小さな失敗と不運が重なって大量の遭難者が出ることになった。中でもキーラ・ナイトレイの旦那は気の毒なんだよ。ツアーのガイドなんだが、みんなを頂上まで連れて行ったあと下山に入る。このときすでに予定より2時間遅れている。ところが下山の途中で体調が悪くて遅れて登ってきた客に会い、どうしても頂上に行きたいという言葉に負けて一緒に頂上に行く。ところが客はそこで力が尽きて下山ができない。なんとか彼を引っ張りながら降りるが、予定どおりに下山できれば余裕で避けられたモンスーンの直撃を受けて足止め。酸素も尽きて身体は凍り付くが、嵐が止むまでは誰も助けに行けない。最後に無線で奥さんと話すのだよね。あんなに高いところに登ってはいかんよ。

死霊のはらわた ライジング

死霊のはらわた ライジング

  • アリッサ・サザーランド
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死霊のはらわた ライジン
【1,200円】AmazonプライムのGW100円セールに入っていた。このシリーズ、いままでは森の中のコテージが舞台だったが、本作は高層アパートの中。窓からは出られないし、廊下にヤバいのがいたら逃げられないのは森のコテージと一緒だ。やはり高いところに住むべきではない。私が住んでいるのは5階だが、今月いっぱいエレベーターの交換で使えないのだよね。3階まではなんとか、4階で力が尽きて、5階は拷問だよ。

みなに幸あれ

みなに幸あれ
【800円】U-NEXTのポイントが2,000点を超えたので399円の有料作品。映画館に行かなくて良かった。でも家でも見るんじゃなかった。といっても映画のクオリティが低いわけではない。いや、むしろ高い。高い完成度で作られた胸糞映画なので見たことをひたすら後悔しているわけよ。古川琴音のファンの人は、ファンだからこそ見ない方がいいよ。