今日から「冬のビデオまつり」。秋が短すぎる。
あのコはだぁれ?
【1,000円】AmazonプライムにはないがU-NEXTで視聴。「呪怨」の清水崇監督。前作の「ミンナのウタ」は駄作だったが、これはどうだろう。名誉を挽回してくれ、「呪怨」だけの監督だったと思わせないでくれ...これって「ミンナのウタ」の続編じゃないか。初めて見た早瀬憩という17才の女優がすごく可愛かったので1,000円。
セキュリティ
【2,000円】元軍人の主人公が夜間警備員として働くショッピングモール。そこに少女が逃げ込んでくる。裁判で証言するために護衛のFBIと移動中にギャングに襲われ彼女だけが逃げ出せた。少女を渡すようにギャングがモールに来るが、主人公や同僚の警備員は拒否。ギャングとの全面戦争になる...私の大好物のナーメテーター物。敵の方が人数が多く不利な状態で、勤務先のモールという地の利を生かして戦うのは大好き。だが主人公に協力する同僚が一人を残して全員死亡は気の毒すぎる。瀕死の重傷で戦闘から離脱くらいで良かったんじゃないか。
マイ・ボディガード
【2,000円】20年前の映画でボディガードはデンゼル・ワシントン。彼が守る少女は安達祐実のUSA版、ダコタ・ファニング。誘拐がビジネスになっているメキシコ、裕福な家の子どもはボディガードに守られて通学をする。戦争の悪夢から抜け出せないでほぼアル中の主人公。金のためにしかたなく就いた仕事だが、子どもが話しかけてくるのが鬱陶しくてしかたない。それでも少しずつ彼は少女に心を開いてかけがえのない存在だと思えるようになったときに「え? そうくるの?」という展開。そこから先はほとんど「イコライザー」。終盤で再度「え? そうくるの?」という展開。デンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングは昨年公開の「イコライザー3」で共演しているんだよね。
アーチャー 地獄のデス・ロード
【1,200円】タイトルからしてB級感しか感じない。パッケージも嘘だから。実際に超低予算の映画だが、限られた予算のなかで少しでも良い作品を作ろうという意志は感じる。
ルックバック
【1,800円】良かったが映画館で観るとしたら1時間弱の中編なので怪獣映画と併映でないと納得できないと思って200円マイナスにした。絵は下手だが情熱だけはある主人公と、不登校の引きこもりだが背景画は抜群にうまい相棒。小学生のときに出会った二人が、中学生のときに一緒にマンガを書き、高校生のときにデビューする。だが卒業のとき二人はそれぞれの自分の夢のために別れがやってくる。このときは、その後にやってくる永遠の別れを二人は知らない...一心不乱になにかに打ち込む二人の姿は美しく愛おしい。バッドエンドなのだが、それでも生きていかなければならないつらさと覚悟を丁寧に描いて視聴後の気分は悪くない。主人公の声は河合優実。知らなければ絶対にわからない。知ってても主人公の声から河合優実の顔は思い浮かばず、小学生から成人までを演じ分ける天才ぶりが怖ろしい。