住まいが一軒家ではなくてよかった。
2日に東京・葛飾区の住宅で、粘着テープで縛られけがをした70代の男性が見つかった。警視庁は現場近くで奪った現金などを持っていた自称・山内裕太容疑者(29)を現行犯逮捕した。
さらに3日、千葉県四街道市の住宅に男が侵入。スマートフォンで指示を受けながら住人の男性(57)にけがをさせたうえで、現金1万3000円を奪って逃走した。警察は現場付近の畑で、自称・会社員の金子優汰容疑者(28)を確保し逮捕した。
これ、窃盗と強盗では刑罰がまったく違うんだよね。
窃盗罪:10年以下の懲役または50万円以下の罰金
強盗罪:5年以上の有期懲役(最長20年)
強盗致傷罪:無期または6年以上の懲役
強盗致死罪:死刑または無期懲役
20代で懲役、前科一犯か。しかも現場付近ですぐに捕まっている。仮に3億円を奪えたとしても捕まったら元も子もない。強盗は奪うのが難しいのではなく、捕まらないのが難しい。そのちょっとした知恵さえあれば強盗のような成功する確率が低くて罪が重い犯罪には手を出さない。だが上部組織は自分たちの身元が割れる心配はないと思っているので、実行役が逮捕されても痛手がない。いや、逮捕されることが前提の計画かもしれない。何十件のうち一件でも逮捕されるまえに金を受け取ることができれば成功なのだろう。この成功確率が低い犯罪を可能にしているのが、実行役になるバカがたくさんいることだ。確率が低くてもバカがたくさんいて実行回数を増やせれば上部組織としては成立している犯罪なのだろう。残念ながら世の中には十分な数のバカがいる。そうなると、隣家と距離があるような家は自分で守るしかない。警備会社と契約して窓ガラスが割られたら警備員や警察が数十分で駆けつけるシステムや防犯カメラでは意味がない。逮捕されることを想像できないバカがやることなので侵入されてしまう。やはりドアを頑丈にして窓には鉄格子を入れるしかないのではないか。「この家は面倒だ」と思わせるだけで良いと思う。
このようなおしゃれな製品もあるので検討して欲しい。