浜辺美波が不死身なわけではなかった

先週、「ゴジラ-1.0」がテレビで放映されたね。私は映画館を観た感想で

ゴジラ以上に不死身の浜辺美波*1

と書いた。もしかすると見落としたのは日本国民で私一人かもしれないので恥を忍んで書くが、ラストシーン。

   

   

   

首筋に黒い染みが現れる。私と同じように見落とした人がいたら、Amazonプライムなら無料で見られるから確かめて。彼女はゴジラが口から吐く放射線をモロに浴びてしまっているので、せっかくのハッピーエンドなのにこのあと被爆者として苦難の人生を歩のだったら気の毒だなと思ったわけよ。この染みはなんだと思った人も少なくないようで、ネットで検索したら山崎監督がインタビューで答えていたよ。

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山崎監督「ゴジラ細胞です」

ただし、典子(浜辺美波)がゴジラに変異する続編を考えていたわけではなく、「あそこで典子が死んでしまったら敷島(神木隆之介)が可哀想すぎる。なら、典子は生きていたことにしよう。でもあの状況で生きていたら不自然すぎる。どうしたらいいんだ、オレ。よし、驚異の再生能力を持つゴジラ細胞を典子に入れちゃえ」となったらしい。軽い、軽すぎるぞ、山崎監督。典子って昭和3年生まれの私の死んだ母親と同じくらいの年令だよね。そうすると典子は西暦2000年に72才で死んで、そこからゴジラ細胞の力で再生して2000年8月29日に浜辺美波として生まれ変わったとすれば、すべての辻褄が合う。そういうことか、山崎監督。*2