8月かあ。スケボーの女の子2人はもう帰国したのか。
ゆっくりフランス旅行をしてから帰ればいいのに。ディズニーランドならパリの方が空いてるって。未成年だからそういうわけにも行かないのか。
女体銃 ガン・ウーマン/GUN WOMAN
【1,200円】もげた腕を機関銃にする話はあったがこれは方向性が違う。鉄壁のセキュリティーに守られているボスを殺害するために拳銃を体内に埋め込み仮死状態になって死体として運び込まれる。安置所で覚醒したら銃を取り出すのだが傷口が大きく開き出血をするので22分以内にボスを殺し脱出して輸血をしないと死ぬ...後半はずっと全裸で立ち回りをするのだが血だらけで痛々しいのでエロくない。海外のAVがスポーツみたいでつまらないのと同じだ。やはりエロスは恥じらいの中にあるのだ。C級映画だが女優さんは頑張ったので1,200円。
天使
【1,000円】20年前の作品。このとき23才の深田恭子が天使になって下界に舞い降りる。この天使、たいした力はないのだが人生にどん詰まっている人の背中をちょっとだけ押す...深田恭子がもっとも輝くのは、23才よりもっと後だとわかった。
ラスト・エピソード 最後の動画
【1,000円】異文化交流系のユーチューバー3人組(男性2人と女性1人)がモンゴルに来る。面白いものはないかとガイドに聞いて連れて行かれたのが何かの儀式。だがそれは悪魔を召喚するものだった。悪魔に憑依された女性が2人に襲いかかる。ここまでが30分で、この後は追いかけっこになるのかと思ったら意外に凝ったストーリーだった。
落下の解剖学
【1,700円】新宿武蔵野館にポスターが貼ってあって見たいと思っていた作品がU-NEXTで配信開始。カンヌのパルムドール賞、アカデミー賞の脚本賞を受賞した作品。人里離れた山荘で暮らしている夫婦と聴覚障害の息子。ある日、家の前で夫が死んでいるのを息子が発見する。2階か3階から落ちたらしい。事故か自殺か。さらに妻に疑いがかかり場は法廷に移る。当初は起訴されたこと自体がなにかの誤りだと思われた母親だったが、つぎつぎと明らかになる真実。果たして事故なのか自殺なのか殺人なのか...これをミステリー映画だと思って見るとモヤモヤする。最後は誰かの視点、または神の視点から事件の真相が再現フィルムになるものだが、本作はそれがない。観客は裁判で明らかになったことしかわからない。世話が必要な息子のために母親は保釈されるが裁判が終わるまで重要な証人である息子に母親が影響を与えないように裁判所から女性が派遣され一緒に住む。裁判が進むにつれて母親の無実を信じられなくなって苦しむ息子にその女性が言う。「一度信じると決めたなら信じ続けるしかないのよ」と。2時間半の長い映画だが飽きずに見られた。
ほかにも何本か見たのだが、思い出すのも腹立たしい駄作だったので省略。