1966年に放送されたアニメだから、知らなくても、覚えてなくてもちっとも恥ずかしくないぞ。
そう、白黒だったのだよね。これの主題歌をもう一度聴きたくて探していたらすごい動画を見つけた。
軍艦と共同作戦をしているが、とてつもなく強い敵が出現する。しかたないので原子爆弾を使おうとするが、ロビンが「平和を愛する限り、どんな理由があっても原子爆弾を使ってはいけないんです。たとえそれが戦いを終わらせるためであっても、命あるものに向かって核兵器を使うことは許されない」と言って、シーズン中たった1回しか使わなかったミラクルノバを発動する。これを使うとロビンの寿命が何年だか縮むそうだ。でも必殺技で敵の軍艦は大爆発を起こすので結果的に核兵器と変わらないように子供心に思った。でも核兵器は目の前の敵だけでなく、まわりの生物や運良く生き残った人(この場合は宇宙人か)にも影響を与えるからね。ミラクルノバのがいい。ここまではリアルタイムで見ていたので懐かしいだけだったが、この動画はその後ろに初めて見たシーンが付いている。サイボーグ009の劇場版の1シーンらしいが、レインボー戦隊とサイボーグ戦士が洋上ですれ違って手を振っている。知り合いだったのか! 何年の放送かを調べるためにWikiを見たら製作の経緯が書いてあった。
この作品は、東映動画がスタジオ・ゼロへ原案を発注したもので、『里見八犬伝』、『キャプテン・フューチャー』、『七人の侍』などをヒントに、キャラクターデザインを石森章太郎や藤子不二雄で分担、石森がそれらを清書した。性格設定とシノプシスには、上記三人の他につのだじろう、鈴木伸一も参加している
すげえ、漫画界のレジェンドが参加してたのか。まさに日本アニメの黎明期。あと、当時は知らなかったことや誤解していたことがいろいろわかった。
・ロビンのお父さんは宇宙人
・女性のロボットの名前は「リリー」だと思っていたが「リリ」
・リリはロビンのガールフレンドだと思っていたが、むしろ育ての母
・主題歌の途中にあるシングルパートは声優(女性)が歌っていると思っていたがボーイソプラノ
・モノクロなのでリリの服の色がわからなかったが薄い黄緑
これ、ハリウッドで実写化してくれないかな。日本はやめてくれ。どうせロビンが山崎賢人で、リリが橋本環奈になるんだろ。