最初の会社での友人であるN氏。彼は多趣味なのだが、私が理解できない趣味が「リスト作り」。一覧表や年表を作るのが好きなのである。そのN氏からExcelのファイルが送られてきた。彼の記憶にある芸能人800人が西暦何年に生まれたかの一覧表だそうだ。なんとか1,000人にしたいので協力してくれと。さすがに800人だと漏れている人がほとんどいない。それでも柏木由紀子(1947)、真木洋子・岡田可愛・范文雀(1948)、新藤恵美(1949)、紀比呂子・渥美マリ(1950)、奈良富士子・水沢アキ(1954)、高沢順子・マギーミネンコ(1955)、いとうまい子(1964)、伊藤つかさ(1967)など40人ばかりを追加してあげた。こんな表、なんの役に立つんだと思ったが見ているといろいろ発見があった。
以前にこんな記事を書いた。
池脇千鶴って、私の中では安達祐実、永作博美と同じカテゴリなんだよね。童顔でいくつになっても童顔の人。あと10年すると永作博美が安達祐実になって、池脇千鶴が永作博美になる。
ところが表を見てこれが大きな誤りなことがわかった。
安達祐実と池脇千鶴は同じ年なのか。ついつい芸歴で判断してしまいがちだが実年齢はこうなっている。3人とも童顔で若く見えるのは確かだが、ここに別カテゴリの人を入れるともうわけがわからなくなる。
歌手はいつも若く見えるようにするわけだが、女優は実年齢に合わせて娘役、母親役、祖母役と切り替える。それでも老け役が多い人とそうでない人がいて、年令を見ると驚くのだ。
私だけかもしれないが、たまたま手塚理美が老人役のドラマや映画を目にしたので宮崎美子のが年上だと思わなかった。さらに
老け役をやらない浅野ゆう子が入ると、この3人の上下関係を当てられる人は少ないのではないか。最後に引退の問題。引退をして我々の目に触れなくなると、その人のビジュアルはそこで更新されなくなる。
小林麻美(1953)
田中裕子(1955)
これは意外だったでしょ。ここにこの人を加えると
年老いた母親役が多い田中裕子より由美かおるのが5才も年上なんだよね。これらは一覧表にしたから判明した事実だ。ちょっとは役に立ったN氏の一覧表。これ、宴会で話題が尽きたときにクイズで盛り上がれるから使ってみてね。