北川さんと出会って自分もこんな人になれたらいいなと思いました

こんな記事があった。

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──主人公・柊木雫を演じるのは北川景子さん。共演してみていかがですか?

河村 北川さんにはお芝居のことなど私の悩みを相談させていただいています。今回、北川さんから学ぶ部分がとても大きくて。北川さん自身1人1人と向き合う真っすぐさをお持ちで、そこが柊木先生とも重なるんです。なので、北川さんと出会って「自分もこんな人になれたらいいな」と思いました。柊木先生の言葉は私自身にもすごく響くので、視聴者の方にはぜひ言葉に注目して見ていただけたら。

北川さんみたいな人...笑いのツボが独特で、リズム感が変な人。これはなろうと思ってなれるものではない。いや、そこじゃない! 第1話のクライマックスは学生たちが行なう模擬裁判。あくまでも学生が主体なので、この中で北川景子のセリフは2つしかない。あとは無言の表情だけの演技だが、これがすごく良かった。

   

   

   

   

   

   

   

この部分が良くできているのが、模擬裁判について柊(北川景子)が学生を指導したり予行練習を見ているシーンが省略されているので、裁判の進行が柊の思惑どおりなのか視聴者はわからない。それを柊の表情から読み取ろうとするので、ここの無言の演技は重要だ。もう一つは柊と学生の心の位置関係。「よし、それでいい」という上下の関係ではなく、「うん、その調子!」という対等の関係であるのがわかる。「『大河への道』を観たけど北川景子が下手クソだった」と言った高校の同級生の高橋、これを見て北川景子とオレに謝れ。