高慢と偏見とコロナ

   高慢と偏見とゾンビ(吹替版)

きょうは暑かったねえ。この時間(22:30)になっても外は暑いよ。オミクロン株は症状が出なかったり軽症だったり夏風邪程度なんだが、感染力だけは強い。6月くらいから娘の病院でも職員や患者に感染者が出始めた。外来はやってない病院なので、職員がウイルスを持ち込んで入院患者が感染し、その患者から看護士に感染するという院内感染。そこで始業前に全員の抗原検査をして(PCR検査は結果が出るまで時間がかかるので使えない)陽性者は病棟に行かずに帰宅。有症状のときは10日間、無症状のときは7日間の自宅待機。有症状といっても喉がちょっと痛いとか、咳がちょっと出るくらいなので家でゴロゴロしている。たいへんなのは仕事に就く陰性者。何人か欠員がいる状態で病棟を維持しなければならないので、シフトが何度も変更になったり、日勤が終わった後にそのまま夜勤を半分やったり(これは地獄)、有給が取り消しになったり。岸田総理が検討ばかりしている間に現場は大変なことになっているぞ。とっとと5類にしろよ。陽性者より陰性者のが辛いという逆転現象が起こっている。

娘「あー、明日こそ陽性にならないかなー」

私「それはゾンビ映画で最後まで逃げ回るより、最初にゾンビになっちゃった方が楽なやつか」

娘「それそれ。同じ病棟で一度も陽性になってないのって私とあと数人なんだよね」

私「前に職場の『視える人』が『あなたは強烈なオーラーを放っているので悪霊が寄ってこない』って言ってたんでしょ」

娘「うん」

私「悪霊だけじゃなくてコロナも近寄れないんだよ」

娘「そうなのかな」

私「あと、男も」