コロナと芸能

私の家から10分ちょいのところに市川文化会館というのがある。

   

催し物が終わると人がぞろぞろと駅に歩いてきて、その人たちを見てどんな公演だったかを予想し家に帰ってから答え合わせするのが楽しい。中高年の女性ばかりのときは演歌、それに若い女性も混じって和服を着ている人がちらほらいるときは宝塚。中高年の男性が混じると落語か演劇。以前に演歌ともちょっと違う客層のときがあって、途中にあるタバコ屋のスタンドにいたので聞いてみたら「東方神起のフィルムコンサート」だって。来年の1月までに行なわれるイベントの中で音楽関係をピックアップしてみる。

玉置浩二舟木一夫石井竜也、CRAZY KEN、松山千春斉藤和義THE ALFEE

1,000人の会場は楽に埋められるけど東京国際フォーラムを満員にできるかはちと荷が重い。アリーナ席で縦ノリするのではなく、座席でじっくり聞いて欲しい。こういうミュージシャンのニーズに応えているのが市川文化会館だ。駅までの道に、観客が懇談をできるようなカフェや飲み屋があれば儲かると思うのだが、ろくな店が無い。このあたりの都市計画の無さが市川市の発展を阻害している。

こんなニュースがあった。

hochi.news

news.ntv.co.jp

2年前のイベントができなかった時期はもちろんつらいが、入る金が無いかわりに出る金も無い。ところが直前に中止すると出費は公演を実施したのとほとんど変わらないだろう。全日程が中止になるわけではないにしろ、これは大損害。来場者も延期とか払い戻しをしてくれるといっても、遠方から飛行機や新幹線で来て、前泊をしてたなら丸々損をしてしまう。ジャニーズは誰かが欠けても強行、それに不服な人は払い戻すそうだ。その方がいいよね。宝塚とか劇団四季みたいに毎日公演をしているところは、コロナ以前から誰かが欠けることってあったはずだよね。全部の役に代役を立てられるのだろうか。きっとそうなんだよね。それは若い人へのチャンスでもあるからね。