深夜の公園。
ゴルゴ「要件を聞こう」
依頼者「は、もう来てたんですね」
ゴルゴ「振り向くな! そのまま話せ」
依頼者「すみません。ではこのままお話します。あなたに依頼することではないのかもしれませんが
この不可能なミッションをできる人を私は他に知らないのです」ゴルゴ「それは俺が判断することだ」
依頼者「この写真を見ていただきたい(ポケットに手を入れる)」
ゴルゴ「ゆっくり出して封筒をこっちに放れ」
依頼者「このベランダに生卵を投げ入れて欲しいのです。落下する位置は内側10cm」
ゴルゴ「・・・・・」
依頼者「別のビルで試してみましたが下から投げ入れることは不可能です。
これをやれば左翼にとっては全知全能の神、アベのせいだと思うでしょう」ゴルゴ「やってみよう」
依頼者「おお、ありがとう。あなたならきっと引き受けてくれると」
(振り返るとそこには誰もいなかった)
深夜に隣のビルの4階に侵入したゴルゴ。ベランダから「矢島歯科クリニック」の看板に乗る。そこから投げ入れることもできたが、アベのせいにするためにマジックハンドで真上から卵をベランダに落とす。
依頼者「ありがとう、ゴルゴ13!」
(成田空港を歩いているゴルゴ13)
-終幕-