電気は大事だよ

昨夜、「世界ふしぎ発見」を見てたらフランスの特集だった。昨年に東京オリンピックがあって、今年は北京オリンピックがあって、再来年はもうパリオリンピックなのな。1年延期しただけなのに、このオリンピック渋滞感! パリオリンピックの開会式は競技場ではなくて、セーヌ川沿いでやるそうだ。ほんと、東京オリンピックの開会式を企画した奴の名前を曝せよ。話は番組に戻って、こんなクイズが出た。「地球環境を守るために一度は廃止されたのに最近になって復活した交通手段は?」。最初は自転車かと思ったが、自転車は廃止されてないしフランスは自転車競技大国。正解は「夜行列車」。いやいや、電車は発電をするためにCO2を出すでしょ。その心は「飛行機よりはマシ」ってことだ。本当に飛行機よりCO2が少ないのかはよくわからないが、輸送できる人数が多いので一人あたりにすると削減になるのかも。

グレタ嬢は人間が石器時代に戻るまで許してくれなそうだが、エネルギーの問題って、この「ちょっとはマシ」を積み重ねて次世代の技術が出るのを待つしかないのではないかと思う。核融合発電とか、二酸化炭素の固定化とか、大容量の蓄電池とか。再生可能エネルギーって気安く言うが、大量の太陽光発電パネルを置くには場所がないし自然災害が問題。地熱発電をやるには土地の権利関係が複雑で簡単に進められない。大規模な風力発電をやるには遠浅の海がない。とても火力発電の代わりになると思えない。電力が安定しないと電気自動車なんか夢のまた夢。やはり、未来永劫というわけではなく次世代エネルギーまでのリリーフとして原子力発電しかないと思うのだが。ドイツも反省しているみたいだ。

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