経済産業研究所ってなに?

経済産業研究所って何を研究しているところか知らないが、バカの集まりであることだけはわかった。

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要点は

・ワクチン接種は性別や年齢、預貯金額などの経済状況が、接種意欲と強い相関関係にある

・若年層で経済状況の良くない人は接種の意欲が低い

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接種しない人の割合が年令と反比例するのは自明のことでしょ。コロナは高齢者ほどダメージがある病気だから。10代、20代だとワクチンのリスクのが重症化のリスクより高いくらい。また預貯金額も年令と反比例する。なのでこのグラフを「コロナワクチンを接種しないつもりと回答した人」ではなく、「リコカツを毎週見ていた人」でも「バナナが好きな人」でも、年令の構成が上のグラフになっていれば結果は下のグラフになる。これを図示すると

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年令とワクチンは相関関係にあり、年令と預貯金も相関関係にあるが、かといってワクチンと預貯金に相関関係があるかはわからない。「年令」を「夏」、「ワクチン」を「ビール」、「預貯金」を「セミ」に置き換えてみればわかる。たしかにセミが鳴く頃にはビールの売り上げが増えるが、セミの鳴き声を聞くとビールが飲みたくなるのではなく、暑いからビールを飲むのだ。私は飲まないけど。経済産業研究所時事通信社が結論として強引に導きたい「貧乏人はワクチンを打たない」を示すには、上のグラフの年令ゾーンそれぞれについて預貯金額との関係を示さなければならない。同じ50~64才の中で預貯金額が多い人ほどワクチンへの意欲が高いなら「貧乏人はワクチンを打たない」と言えるかもしれない。経済産業研究所時事通信社はよほど貧乏人をバカにしたいと見えるが、それならそれでもっと統計学的に隙がない資料を見せてから「やーい、バーカ、バーカ」と言うべきであった。あと、64才以下はワクチンをいつ接種できるかわからないので当然モチベーションは下がるよね。