梅雨のビデオまつり「カリキュレーター」「ザ・ハント」

 今回もマイナーな映画5本。

 【1,200円】1920年代のイギリス。心霊現象や降霊術を暴くことが仕事の主人公。だが彼女はもし本物があるなら死んだ恋人に会えるかもしれないと思っている。ある寄宿舎に幽霊が出ると調査に行くが...雰囲気はすごく良い。なにか秘密を抱え本当のことを話さない登場人物、いかにも出そうな寄宿舎。だがオチが...不自然。いや幽霊だから自然ではないのだが方向性が不自然。

15キリングス(字幕版)

 【800円】15人を殺害して逮捕されたサイコパス。彼を研究したい学者と面談をする。学者が語るサイコパスの蘊蓄と、彼が犯した殺人の回想シーン。こ、こいつはサイコパスすぎて、つまり衝動的すぎて逆にドラマ性がまったくない。しかも無計画なので死体の始末に困ってしまう。

 【300円】私が好きなお仕事ストーリーだが配役がダメ。蒼井優江口洋介戸田恵子江口のりこがみんないかにも過ぎる。クセがあるいじわるな店員が江口のりこではなくて蒼井優、つらい過去を背負った天才パティシエを江口洋介ではなくて安田顕、主人公が松岡茉優とか。

カリキュレーター (字幕版)

カリキュレーター (字幕版)

  • エフゲニー・ミロノフ
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 【1,500円】Amazonプライムビデオで会員無料のSF映画はほとんどがロシア製な件について。人類がほかの天体に移住をしている未来。この惑星は独裁者による徹底した管理社会になっている。最高刑は居住地域からの追放だが、外には人間を襲う生命体がいる。ある場所まで行けば生き延びられるがそこまでたどり着けた人は過去にはいない...出てくる植物系の怪物が独特。ある理由でこの星のことを知り尽くしている男性と行動をともにする主人公の女性。この男性をもっと信頼して従えば良いのにやたら逆らうから危機を招く。怪物のCG以外は実に低予算の映画(ロシアならロケ地はたくさんありそう)だが主人公が美人なので好きになれる映画。

ザ・ハント (吹替版)

ザ・ハント (吹替版)

  • アイク・バリンホルツ
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 【1,900円】最高だよ、メッセージ性とか難しいこと抜きで映画を楽しみたい人にはお勧めの映画。セレブたちが娯楽として人間狩りを行なう。このテーマの映画はほかにも見たことがあるが、この映画が面白いのはホラー映画では最初にフォーカスされた人が主人公で最後まで生き残るでしょ。その人が簡単に殺されちゃうんだよ。じゃあ、この人かと思うとすぐに死んじゃう。どんどん殺されてじゃあ誰が主人公よと思うと30分後くらいに主人公登場。ここから話がどんどんツイストし、人間狩りはどこ行っちゃったんだよと。そして終盤は強すぎる主人公が反撃に出てほとんど「ランボー」。なんだよ、この映画。ホラーでもなくサスペンスでもなく、ドタバタコメディじゃないか。でも最高だよ!