早く秋になって！．．．なんて贅沢は言わないから、早く残暑になって欲しい。いつまで続くんだ、真夏。
【1,500円】ロシア映画。近未来のテレビ番組。命を賭けたリアル人狼ゲーム。負けると事前にアンケートを取ったその人がいちばん怖いもののVRに入り、そこで死ぬと本当に死んでしまうようだ。話はどうってことないが、映像と音楽がすごくいい。
【500円】山田悠介の原作らしい。死刑囚25人に恩赦のチャンスが与えられる。5ｘ5に並んでビンゴゲーム。ビンゴになるとその列の死刑囚が全員、すぐに絞首刑。4ｘ4、3ｘ3、2ｘ2と最後の一人になるまで続けられる。だが別室でこのゲームを見守る人たちがいて、なんとか生き残らせようとする死刑囚の家族だったり、早く絞首刑にしようとする被害者だったり、その人たちの多数決によってこのゲームはコントロールされていた．．．もっとちゃんと作ればそれなりに見られる映画になったはずだが、これってどういう経緯で作られてどこで公開されたの？
【800円】T-34の映画が2本あって、たぶんこっちはダメな方。第二次世界大戦中、世界最強だったソ連の戦車、T-34をスターリンが見に来る式典に出すために工場からモスクワまでの800kmを走破する。当時の戦車が途中をノーメンテナンスで800kmを自走するのは画期的なことだったらしい。てっきりこの戦車を奪いに来るナチスと戦うのかと思ったらそんな史実はないので、敵は盗賊団だったり同じソ連軍だったり。なにしろ完成直後なので武器を積んでなく相手を攻撃できない。
【1,500円】原作はだいぶ前に読んだ2006年の作品。映画ではなくWOWOWで放送されたようだ。たしか簡単なハッピーエンドではなかった気がする。主演は夏川結衣と財前直見。と思ったら財前直見が高校生のときの出来事が交互に描かれる。高校時代の親友として多部未華子がいきなりアップで出てきてびっくりした。ほかにも堺雅人、木村多江、香川照之と贅沢なドラマ。角田光代の原作だもの、この話を一言で表わしたり、テーマはこうだと簡単に書けない、何を読み取るかは人それぞれなんだと思う。多部未華子って14年前はまだ17才くらいだろ。すでに只者では無さが備わっていたんだな。女子高生の多部未華子、クラスの人気者だったはずが家が貧乏なのがクラスに知れ渡りいじめの対象になってしまう。だが「ぜんぜん怖くない。私の大切なものはそんなとこには無い」が心に残る一言。
【800円】う～ん、なんか好きになれなかったなあ。ジェイソン・ステイサムで見たかったぞい。陸軍を退役したトム・クルーズが、陰謀に巻き込まれ逮捕された友人の女性少尉を助け出し、殺し屋から逃げながら陰謀の黒幕を探す。途中で助けた高校生の女の子と、この女性少尉が言うことを聞かないのでたびたびピンチに陥るのがイライラする。
