サッカー台を用意してよ

サッカー台って最近になって知った言葉だが、スーパーで買い物をしたときレジで支払いを済ませたあとにカゴから買い物袋(または購入したビニール袋)に入れる台のこと。サッカー台はSacher=袋詰めをする人*1が使う台から来ている言葉だという説に異論はない。昔、この台の上でサッカーをしたという説には異論しか無い。スーパーはビニール袋をタダでくれる店も有料の店も袋詰めは自分でするので必ずサッカー台があるわけよ。最近はどこもレジ袋が有料になったでしょ。スーパーなら商品が入ったカゴを渡されるが、サッカー台がないコンビニやドラッグストアはカゴに入れてレジに持って行っても詰め替える場所がないからカゴから出して台の上に並べて「ありがとうございました」と放逐される。で、私はどうしろと? 買い物を入れるためだけのトートバックならそれをどんどん袋に入れて数秒でレジから離れることができるが、通勤バッグに入れるには入れる順番とか向きとかが重要になるので簡単には入れられないわけよ。

「地球環境のために有料にしました」と言うけど、スーパーやドラッグストアだと袋は必ず家に持って帰るでしょ。レジ袋が家に到着さえすれば、あとは燃えるゴミかブラスチックゴミで出すので海洋投棄されることはないのだな。なので「地球環境のために」という理由は苦しい。さらにレジの台に自分が持ってきたショッピングバッグを置いて「ここに入れて」と言う人がいるけど、あのバッグの衛生状態はどうなんだ? すごく不安だ。だから「地球環境のためにレジ袋は有料にしました」ではなく「レジ袋はなるべくご購入ください。真心を込めて袋詰めさせていただきます」が正しいメッセージだと思うのだが。

*1:指サックのSack