春のビデオまつり「スマホを拾っただけなのに」「紀子の食卓」

在宅勤務が多くて休日も家にいることが多い。ほとんど一昨年の10月、怪我をして家にいたときと変わらないじゃないか。夕方に近所のマルエツに牛乳を買いに行くのだけがイベント。なんだかなあ。

フレッシュ・ミート サイケな家族(字幕版)

フレッシュ・ミート サイケな家族(字幕版)

  • 発売日: 2020/03/20
  • メディア: Prime Video
 

 【500円】もうタイトルとポスターを見れば内容が想像つくというもの。実際にそのとおりなのだが。4人組の強盗が押し入った家はなにかがおかしい...あとはタイトルどおりね

 

スマホ拾っただけなのに

スマホ拾っただけなのに

  • メディア: Prime Video
 

 【250円】わかったよ、Amazonのミスだがこの作品は有料版と無料版がある。有料版だとエロいシーンがあるとかではなくてただの間違い。タイトルをマネただけで内容はまったく違う。似せようともしてないスプラッタ・ドタバタコメディ。類似点がなさ過ぎてネタにもできないよ。

 

呪怨館(字幕版)

呪怨館(字幕版)

  • 発売日: 2017/04/05
  • メディア: Prime Video
 

 【1,000円】安直なタイトルで損をしているが、けっこう真面目に作られたホラー映画。幽霊や怪奇現象は実にチープな作りだが主人公と謎の彼女とのラブストーリーとか家族の話とかストーリーがちゃんとある。だが物語の畳み方が雑すぎる。はい、時間ね、って感じの終わり方。

 

紀子の食卓

紀子の食卓

  • メディア: Prime Video
 

 【1,500円】園子温監督の作品をぜんぶ見ようと思って、これはAmazonビデオになかったのでそのうち中古のDVDを買おうと思ってたらいつのまにか入ってたよ。しかも会員無料。主演は吹石一恵。妹役がこのとき17才か18才だった吉高由里子吹石一恵のドラマってほとんど見たことなくて、映画「永遠のゼロ」が初めてだったんだよ。あのときは三浦一馬と共演だったのでわからなかったが、吹石一恵ってでかいのな。吉高由里子と並ぶと15cmくらい背が違うよ。早熟でこじらせている主人公、家出をしてネットで知り合った人に会いに東京へ行く。その人の仕事はレンタル家族。彼らは家族の役割を演じているわけだが、本当の家族だって家族の役割をみんなが合意の元に演じているのではないかという問題提起があり、話はどんどんツイストする。この流れなら監督得意の血しぶきは無いのではないかと思ってたのにクライマックスは血しぶきだよ。ラストで主人公たちがなぜあの行動になったかが理解できなくて400円マイナス。2時間40分という大作。