真冬の映画まつり「アントラム」

映画の紹介をそのまま転載する。

40年近く封印されてきたという呪われた映画にかかわった人々の顛末を描いたホラー。1970年代にアメリカで製作された映画「アントラム」は、「見た者に不幸をもたらす」「恐すぎる」と噂され、そのまま葬り去られるはずだった。しかし、88年にハンガリーのブタペストで世界初上映が行われると上映中に火災が発生し、多数の犠牲者を出す大惨事となる。その後もいくつかの映画祭で上映が企画されたものの関係者が次々と謎の死を遂げ、「アントラム」は「呪われた映画」として誰も触れようとしない作品となっていくが……

   f:id:M14:20200215000156j:plain

これを書いているということは、私はまだ生きてます。まずドキュメンタリー部分、この映画のいわくについて何人かの関係者のインタビューがあって、本編が始まる。そしてエンドロールに重ねてまたインタビューという構成。この本編部分がおどろおどろしいオカルティックな内容かと思ってたんだよ。その分、ストーリーがなくて退屈な内容かと。ぜんぜん違っていて姉と弟の、ホラーというより冒険の話。しかも敵は悪魔じゃなくて変なおっさん。呪われた映画と呼ぶにはアクティブすぎる内容だったが、そのぶんストーリーがちゃんとしていた。でも、どう見ても40年前に作られた映画じゃないよね