真夏のビデオまつり「レッスンズ」「エンドゲーム」

残暑ではない。真夏、猛暑だ。

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まずポスターが嘘。殺人ピエロは出てこない。ニューヨーク西部では最大のお化け屋敷。ディズニーランドのハロウィンなんとかみたいに、定期的にテーマを変えて一部の模様替えをする。作業中に従業員が何かに襲われて消えていく。まずここ。10人もいない従業員、誰かいなくなったらもっと問題視しろよ。全編、突っ込みだらけのC級ホラー映画なのだが、意外と最後まで楽しめた。たぶん、怪異の正体が最後までわからないからだと思う。あと、主役のこの人。

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無駄に胸が大きいが宝の持ち腐れのまま映画が終わる。きっと別の映画では活用されているはずだと思い調べたが、この映画にしか出てないみたい。

 

   f:id:M14:20190910230106j:plain 1,800円

映画ではなく地上波のスペシャルドラマみたいだが、よくできていた。谷村志穂の原作、主演が鈴木杏、その父親が大杉漣。主人公が家庭教師をやる娘の母親、これが子どもに愛情を持てない問題のある人だが斉藤由貴。緻密に作られた脚本を、ちゃんとした俳優が演じる。1時間強のドラマだが胸を打つ。さらにこの女の子が上手なんだなあ。このドラマ以降の出演はほとんど無いので学業に専念したのかフェードアウトしてしまったのか。ラストは最悪から2番目くらいのバッドエンド。そこに安易な解決を求めない原作がいい。中学生だから親が決めたことを変えられない。ただの家庭教師だからよその家庭にこれ以上なにもできない。主人公も幼い頃に母親が家を出て行ってしまったつらい過去がある。ラストで主人公が娘に「結局、私たちは自分が強くなるしかないんだよ」。泣けた...

 

   f:id:M14:20190910230102j:plain 1,200円

早くもAmazonビデオに399円で登場。しかも200円のクーポン付きで実質199円。世界的大ヒットで元は取れてしまったので199円でいいのだろう。でも私の評価は1,200円だな。たしかに楽しいよ。登場人物が多くて、見せ場が多くて最後まで飽きないよ。ただヒーロー物として見たとき、超自然的な力を持つガジェットをどっちが先に手に入れるかという話になっていてヒーローたちの実力で敵を倒してないのが不満。またSF物として見たとき、とくに新しいアイデアが無いんだよなあ。そう来るか、その手があったか、というきらめきがなかった。あと、キャプテンマーベル。やはり強すぎて(この人ひとりだけで十分)ちょっとしか出ない設定になっていた。料理にたとえると、子どもが好きなものばかりをプレートに盛ったお子様ランチだな。もちろんお子様ランチとしての良さはあるんだけどね。さらにこの人は誰だったか思い出せない人が3人もいたよ。個々の作品をぜんぶ見てないからね。

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この人たち誰だっけ? 最後の人はMIBの主役だった人だけどアベンジャーズの中で何だったか覚えてない。マイティそーの相棒みたいなんだけど。