イチャモンワールド

まずはこれ。*1

「年金100年安心は嘘、国民は怒っている」蓮舫副代表

蓮舫議員は「麻生大臣は年金が赤字だという表現は不適切だというが、国民はそれで納得するか。今回の報告書で国民が怒っているのは『年金は100年安心』が嘘だったこと。自分で2000万円貯めろとはどういうことだと国民は憤っている」と述べ、「報告書によれば、高齢夫婦の無職世帯の平均的な姿では毎月の赤字額は5.5万。20年で1300万円、30年で2000万円にのぼる。足らざる部分のためにもっと働け、節約しろ、貯めろと、公助から自助にいつ転換したのか」と指摘しました。

 貯金がゼロでも悠々自適の老後が過ごせると思っている国民なんかいねえよ。だいたい、この問題はいま始まったことじゃないのに、あなたたちが政権党だったときはどうだったの? 5万5千円くらい、持ち家か賃貸かでだいぶ変わってくるでしょ。私が無駄遣いをやめて、どうせあと30年も生きないからこんなにいらないやい。「年金は100年は安心」と自己負担が不要は別の話だろ。これからは払う人は少なくなる、もらう人は多くなる、その日本の未来でまともな人は楽観視なんかしてないって。

つぎのイチャモンはこれ。*2

「毎月50万円もらって...」 阪急車両ジャックに「時代の違う感性」と批判

阪急電鉄の車両内に掲示された「中吊り」をめぐって、ネット上では批判の声が集まっている。
さまざまな業界で働く人々の言葉を紹介。あしらわれている文言に対し、「あれは誰が作ってんの?大昔の人?」「時代の違う感性だな...」など疑問の声が相次いだ。
(中略)
「毎月50万円もらって毎日生き甲斐のない生活を送るか、30万円だけど仕事に行くのが楽しみで仕方がないという生活と、どっちがいいか。研究機関 研究者/80代」

 これに対して

「月30万で低い方なの...?十分じゃね...?と思ってしまった昔はそんくらいだったんだねえ...あれは誰が作ってんの?大昔の人?」

そりゃ、月30万円くらいもらわないと仕事に行くのが楽しみにならないだろ。仕事のやりがいと生きがいは別だよ。いくらやりがいのある仕事でも月20万円だったら、それは生きがいにはならないって。そもそも「大昔の人?」って「研究者/80代」って書いてあるだろ。よく読めよ。阪急電鉄もお詫びなんかしないで反論しろよ。

きりが無いので最後のイチャモンはこれ。*3

吉岡は自身のラジオ番組「UR LIFESTYLE COLLEGE」(J-WAVE)に、歌手の椎名林檎がゲスト出演したことを報告。番組の告知を行った。合わせて椎名に対する熱い想いをつづっている。〈本日のゲストはずっとずっとずーっと、ラブコールしていた椎名林檎さんです〉と切り出し、〈林檎さんが、これからも大好きです。頑張っていたらこんな日が来るんだなぁ…とこの日染み染みしました。〉と喜びをあらわにした。

この中で吉岡は椎名に関する思い出を〈小学生の頃、VHSで林檎さんのPVを見て惚れて…何年経っても力を貰い続けて…〉と明かしているが、「VHSで林檎さんのPVを」という部分が思いもよらぬ“注目”を集めてしまっているのだ。

「VHS、つまりビデオテープが使われていたのはかなり昔になります。ハードディスクレコーダーやDVDレコーダーが登場したことで、00年代の前半には廃れてしまいました。椎名をそんな“過去の遺物”と言えるVHSとセットにすることで、昔の人扱いしているという理解を呼んでしまったのです。吉岡にしてみれば、『それぐらい昔から好き』だと言いたかったのでしょう。ですが、奇しくも椎名を年寄り扱いし、ディスっているととらえられてしまいました」(芸能ライター)

 はあ? VHSの時代からハードディスクレコーダーの時代まで飽きられやすい音楽界の第一線にいるってすごいことじゃないか。しかもただ人気があるだけじゃなくて来年の東京オリンピックのプロデューサーまでやるんだろ。VHSで見てましたって私は上手な表現だと思ったよ。しかもこの記事が許せないのは、さんざんイチャモンを付けておきながら最後に

“何をしても悪く取られる”という現実には、同情を禁じ得ない

と逃げを打っている。そう思うなら記事にするなよ。おまえはサイゾーか! ああ、腹が立つ