改元ビデオまつり「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」「タリーと私の秘密の時間」

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この映画は珍しいものが見られる。「明るく軽い橋本愛」、これは貴重だ。舞台は熊本県にあるグリーンランドという遊園地。これはそのままの名前で実在し、登場人物も実在のモデルがいるらしい。最愛の彼と同じ会社に就職したのに勤務先が東京の本社ではなくて熊本県の遊園地だった主人公の波瑠。まったくやる気無し。陽気な先輩の西島秀俊に反発するが、軽薄そうな彼の裏側に隠れた深い思慮に感化される主人公のお仕事ドラマ。もうめまいがするほどベタな展開だよ。もうちょっとひねりが欲しかった。

 

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無駄な殺生はしない暗殺者であるジェイソン・ステイサム演じる主人公。英国SASとの先頭で3人の息子を殺されたアラブの大富豪の復讐に巻き込まれる。親友を人質に取られ、息子を殺した屈強の3人の暗殺をすることになる...3人の暗殺がそれぞれ複雑な作戦、さらに暗殺を阻止しようとするSAS関係者がいて最後まで飽きない。ロバート・デ・ニーロが強すぎる。

 

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なんだこりゃ。バイクに乗った黄金バット。なぜ主役をニコラス・ケイジにした?

 

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今回、いちばんの収穫。家事と育児に疲れ果てた主人公。女の子と、男の子。下の男の子は自閉症気味で手間がかかる。そこに予定外の3人目ができてしまった。家は荒れ放題、食事は冷凍ピザとスナックばかり。最初は反対していたがナイトシッター(夜間だけ赤ん坊の面倒を見て母親がぐっすり眠れるようにする)を雇うことになった。来たのが思ったより若く、軽い感じの女性。朝になると帰っていて、家の中が片付いてピカピカになっていた。「本当は子どものためにカップケーキを焼いてあげる母親になりたいの」と言った晩は、朝になるとテーブルにカップケーキが。さらに夜にシッターが来てから主人公がベッドに行くまで彼女と話す時間が主人公の癒やしになる。どんどん元気になる主人公。だが別れは突然にやってくる...シッターは説教やアドバイスはしない。ただ主人公にいろいろな質問するだけ。彼女の紋切り型の独特の話し方がすごくいい。

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吹替版で見たのだが、これは字幕では伝わらないと思う。ラストはそう来るか、そっち系か。所々、不可解だったシーンが納得できたよ。バッドエンドではないが、ほろ苦すぎるラストがつらい。