すでに感想を書くのが億劫になる本数までたまってしまった。
1,800円
「悪党パーカー」という小説があるが、それが原作なのかな。天才の強盗なんだけど、庶民の金品は盗らない、人を傷つけない、恩人には法外なお礼、裏切り者には死。まんまゴルゴ13の哲学。でもこれってあらゆるビジネスの基本だよね。殺しちゃいけないけどね。仲間に裏切られて瀕死の重傷。農家の一家に助けられて復讐を誓う。だがマフィアの大物とつながっていて決行の前日、送り込まれた殺し屋にまたも瀕死の重傷。ラストが洒落ている。
1,800円
恋人を人質に取られ、世界の各地にいる3人の武器商人を暗殺することになる。鉄壁のガードをかいくぐり二人まで実行したところで、このミッションの真の目的に気がついてしまい反撃に出る。この2作、実にわかりやすい。これを楽しめない人なんかいないのではないかというシンプルなストーリー。ヒロインがジェシカ・アルバなのは私へのご褒美。
1,600円
ホラーのように見せてラストで二重のどんでん返しがある実はミステリー。そう来たか、そう来るか。はじめからミステリーだと思ってみれば何ということはないカラクリだが、ホラーと思ってみるのでラストでびっくりする。
1,200円
パラグアイの映画。映画学科の卒業制作で、とんでもないハイクオリティの作品ができあがったという感じ。でも卒業制作だからね。ハンディーカメラを使った疾走シーンのスピード感が心地よい。だが主人公がバカすぎていらいらするのが難点。
1,000円
観に行く映画としてチェックをしていたのに怪我をして未見だった作品がAmazonビデオに出てくるようになった。うれしい。これもその一つ。ポスターの不細工な女の子が主人公だと思ったら早々に殺されて主人公はお母さんだった。怖くはないが行き詰まる緊張感がラストまで持続する作品。だがラストがオカルトなんだよなあ。日本人にはウケないんだよ。
1,500円
シリーズ化がされている作品だよね。主人公が目的に向かって困難やトラブルを乗り越えて進んでいく上の2作に比べると、これは完全に巻き込まれ型の物語なので達成感が薄い。
1,700円
これ、興業収入や評価はどうだったんだろう。日本映画という器の中で精一杯にがんばった作品だと私は思う。舞台を大きくしない、風呂敷を広げすぎない、大がかりなCGを使わない。ハリウッド映画をディズニーランドとすれば、デパートの屋上の遊園地として良い物を作ろうという気概を感じる。これと「アイ・アム・ア・ヒーロー」は日本映画がめざすSFアクション作品として後世の参考になると思う。これ以上をやると絶対に痛いことになると。後半、浜辺美波ちゃんが出なかったので100円を引いて1,700円。