10月31日

きょうで10月も終わりだよ。さすがにずっと家にいると時間がある。今月はブログを31回更新したよ。いつ以来だよ。毎週火曜日は通院で、昨日は手術した傷口に貼ってあった巨大なバンドエイドみたいなやつが撤去された。

  先生「はい、傷がふさがりましたからもういいです。きょうで終わりです」

  私 「(まだ通院が数回はあるものだと思ってたので)へ?」

  先生「あとはご自宅の近くの整形外科でリハビリをやってください。紹介状を書きます」

終わりかい! まだ装具なしでは歩けないのに。大学病院は町の医者でできることはそっちに任すようだな。そしてそれは正しいと思う。

  私 「じゃあ、お風呂は?」

  先生「入ってください」

  私 「会社は?」

  先生「行ってください。最初は満員電車を避けた方がいいですね」

湯船は傷口がしみそうだから傷口だけを覆うビニールをテープで貼ろう。電車はまだ無理だ。あと1週間休んで外出の距離を伸ばしていこう。それにしても軽いな。学生のときは手術後の3週間目なんかまだ安静だったのに。その点を先生に聞いたら、手術のしかたが当時と違う、アキレス腱を縫い合わせる糸も丈夫なものになっている、なるべく早く動かした方が治りも早いことがわかってきたのだそうだ。家に帰って初めて手術の跡を見たが(診察のときはうつ伏せなので自分では見えない)切った長さが40年前の3分の2くらい。これが医学の進歩か。医学というか医術な。その感想を看護師の娘にしたら「患者を早く社会に戻すという点では進歩しているだろうね。でも治る見込みも無くて意識もほとんど無い人を、心臓だけむりやり動かしている医学の進歩はどうなんだろうと思うね」。たしかに娘が看ている患者はそんな人ばかりだからな。
とりあえず出社の目標を来週の木曜日に定めた。あと1週間で電車に乗れるようになるのかな。階段とかエスカレーターとかすごく不安なんだけど...