秋のビデオまつり「デス・レース」

家から一歩も出られないのでAmazonビデオだけが唯一の娯楽になってしまった私(泣)
      1,800円
なんだよこれ。こんな面白い映画があったとは。近未来、といっても映画の製作が2008年で2012年のことだから6年前の近未来。財政が破綻したアメリカは刑務所が民間企業の運営になった。そしてなんでもアリになって*1、武器を搭載した車でレースを行いテレビで放映する。レースとして相手の前に出るのも良し、武器で相手を殺すのも良し(こっちがメイン)。5レースに勝ったら無罪放免で刑務所から出られる。ここに妻殺しのえん罪で投獄されたジェイソン・ステイサムが参戦させられ、物語は始まる。レースは迫力満点、そこに仲間との友情、妻殺しの犯人への復讐、レースを主催する刑務所長の妨害、所長への復讐、いろいろな要素がからまって中だるみ無し、目を離すヒマ無し。


      1,200円
      1,500円
2とか3は絶対につまらないだろうなと思いながらも1があまりにも素晴らしかったので見てしまったよ。時系列では2→3→1の順序。よって主役はジェイソン・ステイサムではない。マッドマックス2のノリのデス・レース3は最後にどんでん返しがあってそれなりに良かった。


      1,800円
同じジェイソン・ステイサム主演。主人公は暗殺者。組織を裏切った恩人を殺さなければならなかった主人公。その恩人のできの悪い息子は父親の仕事を知っていて、主人公に弟子入りを頼む。恩に報いるためか、単に相棒が必要だったためか主人公は弟子を暗殺者として教育する。あるきっかけで主人公は組織の秘密を知ることになり、主人公に暗殺指令が下される...主人公だけだと完璧に遂行されるミッションが、弟子がヘマをすることで窮地に陥りスリルが生まれるのがミソ。ラストが意外な展開になり、途中の伏線が生きてきて最後まで楽しい。


      800円
タイトルはテラスハウスに引っかけてある。一軒家に集められた若者、共同生活をしているが何かがおかしい...これ、「世にも奇妙な物語」あたりでよく使われるプロットだよね。それならそれで、もうちょっとやりようがあった気がする。


      1,000円
6人の監督による5〜10分くらいの短編が9本集まった映画。テーマはいろいろでそれぞれ佳作の一歩手前という感じ。この脚本をあっちの監督の映像にしてそっちの役者にしたらいい作品になりそうな組み合わせもある。そこそこの満足感はあるのだが、この手の作品の役者は無名ながら演技はうまい。なのに、どの作品も主役だけ演技が下手。見終わってから調べたら9人の主人公は全員がAKB一派じゃねえか。なんか損したぞ。

*1:ここに論理の飛躍がありすぎ